2004-07-01から1ヶ月間の記事一覧

治水と人と法と私たち

大水は恐い。 治水灌漑こそ国家の要諦とでも言うべきか。すごいことになってますね。 「新潟・福島豪雨」で新たな遺体、死者15人に http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20040718i203.htmで、今日もまた大変なことになっているらしい。地盤ゆるゆるどころ…

『となりに脱走兵がいた時代』

ジェンキンスさん引き渡し要求先送り…米駐日大使 http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20040717it05.htm - 米側は当初、法制度や軍の規律を重視する立場から、ジェンキンスさんが来日すれば、直ちに身柄引き渡しを求める構えを崩していなかったが、人道的な…

 作戦ではあるらしいにせよ 

昨日なんで日本政府はかようなまでに焦ってジェンキンスさん病気説を取っているのかと悩んだが、なぜ焦る、はいまだに謎だが、方針は見え見えではあるのだ。ジェンキンスさん即時訴追せず…治療なら、と米大使 http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20040715i…

誠実なる詐欺師

Sincere decivers すごいですねEconomistの表紙。 ブレアとブッシュならべて、誠実な詐欺師。

 ベトナム戦争後の徴兵拒否、逃亡者への恩赦概略

以下が、昨日書いたStars & Strip紙によるベトナム戦争その後の恩赦についての記事。 U.S. has history of granting clemency, pardons http://www.stripesonline.com/article.asp?section=104&article=10743&archive=true この記事は、ェンキンスさんに恩赦…

 朝寝坊の言い訳じゃあるまいしと思うわけだが

ジェンキンスさん内臓に新たな病変…政府来日調整急ぐ http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20040714it11.htm 昨日驚きつつ見た記事が、あれよあれよというまに、だからさ、病気なの病気、だから、ね、そういうこと、と続き、18日周辺に来日だそうだ。な…

パールハーバー、サムライ、硫黄島

Spielberg, Eastwood plan WWII drama http://thestar.com/NASApp/cs/ContentServer?pagename=thestar/Layout/Article_Type1&call_pageid=971358637177&c=Article&cid=1089630065000 スピルバーグとクリント・イーストウッドが第二時世界大戦についてのドラ…

 ジェンキンス氏とベトナム、恩赦とUS

ジェンキンス氏が来日受諾 「小泉首相を信用したい」 http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/charles_robert_jenkins/ 受諾って、宣言受諾じゃないんだから何もかように大仰な言葉を使わずともと思ったりもするけど、ジェンキンス氏首相の来日要請了承で…

鎧甲冑なきナイト

イギリス議会のPublic Administration Select Committee(行政選定委員会とか、そういう感じだろうか?)が、政府の叙勲システムを近代化するべきだとイギリス政府に対して勧告したそうだ。 http://thestar.com/NASApp/cs/ContentServer?pagename=thestar/La…

 選挙雑感について

昨日書いた選挙雑感の自民党も民社党も「日本問題」でスパイラルじゃないのかについてコメントをいただきました。 http://munaguruma.blogs.com/jp/2004/07/post_4.htmlいや、なんというか、コメントというよりmunagurumaさんのまとめの方が読みやすいです。…

 重心はアジアに移ってるって、移すなよと言いたいわけだが

Center of gravity shifts in international affairs By Henry A. Kissinger http://www.signonsandiego.com/uniontrib/20040704/news_lz1e4kiss.html サンディエゴの新聞が元記事なんだろうか・・・。どうもそう見える。しかしそんなわけもなかろう・・・。…

 いささか牽強付会的にいえば

いささか牽強付会的にいえば、昨日、私は、「なし崩し」から無法になってきているのじゃないのか、でも誰もそうだと思わないのなら、「それはただタブーを侵さないがために誰も危険な目には合わないということじゃないのか」と書いたことは、上の話しが日本…

あなたわかってるんですかとブッシュに言う女

これはすごい。ひさびさに、いやぁ〜いいっすねぇと気分がいい。ブッシュ大統領がアイルランドを訪問した時 *1) のキャスターとのインタビュー。[まちがい:訪問する直前にアメリカで、でした。ごめんなさい]ネタを拾ったのは阿修羅。なんてマメな人がいるん…

 鬱になったらこれを読め

この間、欠陥車隠しをすれば車は燃えるという因果律を成立させている頭について苦情を言ったが(http://d.hatena.ne.jp/Soreda/20040706#1089097913)それどころではない。巨人が優勝できなかったら、関東大震災が来る、とオーナーは言っているんだそうだ。 …

 そして現実

へーちゃんが当選した意味が確実にもたらされるらしい。ちゃんちゃんとしてる。 - 首相は「これからの2年間、実績を積むように努力していきたい」と語り、自民党総裁の任期が切れる2006年9月までの政権維持に強い意欲を示した。比例選で当選した竹中平…

 その他選挙雑感

中村敦夫氏はどうして単品で出なかったんだろう? 東京で取れそうもないからかなぁ。そうだろうな、きっと。でも女性党ができたところで「みどり」的にはダメージだとわかっていただろうに、いやしかし、東京ぐらいしか取れそうもないものなぁ。もったいない…

ポピュリズム、無法、閉塞

民主が大幅躍進、自公で絶対安定多数は確保 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20040711it15.htm なんかこう、3か月前に書いても使えるような見出しだし、中身もそんな感じだった。そうして、そうであればあるほど、いやぁ「パシフィストからポピュリ…

 ポピュリズム実態把握

と、別に私はそれほどポピュリズムが蔓延しているわけでもなくて、単純にここ10年ぐらいものすごい勢いで大マスコミが普通の人々と乖離している、しかも、個人に考えさせるのではなくて簡単で覚えのいいロジックを繰り返し使う、つまり洗脳型に近接している…

 ポピュリズム批判

ちなみに、上の記事を読んでいてふと思い出した記事をひとつ。 二三日前に読んだもの。「小泉首相の退陣を求める」(中西輝政) について、余丁町散人の隠居小屋さんのサイト。 http://homepage.mac.com/naoyuki_hashimoto/iblog/C1570102516/E725539792/ind…

「パシフィズムからポピュリズムへ」を読んだ

一昨日The Economistの記事が読めないよ〜と嘆いていたら、ここを読んでらっしゃる方で購読してらっしゃる方が見せてくれました。ホントにありがとうございました。で、一読。長い丁寧な、分析というより観察の記事で、執筆の意図を探るのだとしたら、日本の…

 どうリードされるのか

読みかえしてなおさら悪寒なのだが、軍事力頼みの国家になろうとしていると解説されることを一体日本人のどのぐらいの人が気づいているんだろうか?おそらく主体的には多くの人々は、これまで自虐的におしこめられた日本人のそれなりに自然な主体的な意志が…

 パシフィストからポピュリズムへ?

参院選: 自民敗北なら外交足場作り困難に 英週刊誌 http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20040710k0000m010067000c.html 英週刊誌と書くとだいぶニュアンスが違うわけだが、The Economistがこのものすごい政治的なタイミングで記事を出してい…

「右翼国家」:アメリカの保守勢力

先月だったかからアメリカで売れてる本。 アメリカで売れてる本って結局どうやってわかるのか私にはまったくわからんので(多分ものすごい部数の買い取りがどこかで読書人口など無視して発生しない限りそんなに売れないでしょ?としか思えない数字が常に出る…

 ちなみにワドル船長ケースを思い出してみる

彼の場合は、叱責処分、で、リタイア、つまり除隊を認められた。 ということは、あんまり不利なものはないといえばないわけだった。それでそれでは名誉除隊も同然だろうがという批判が出た。 例えばこれ。参議院議員の佐藤氏のサイト。これを読むと日本の官…

 欠陥車隠せば燃える問題update

http://d.hatena.ne.jp/Soreda/20040706#c詳しい話しをコメントしてもらってます。ご興味のある方は消防庁の車両火災統計をどうぞ。いやぁ、ライターとかマッチという、まぁ言い方はなんですが原始的な理由が多いわけね。そのうち、それじゃアメリカ、カナダ…

 と思ったら上訴するらしい

http://www.thestar.com/NASApp/cs/ContentServer?pagename=thestar/Layout/Article_Type1&c=Article&cid=1089151811802&call_pageid=968332188492&col=968793972154 正直にいえば、こんな楽勝(?)の判決でもイヤなのか?と思わず驚く。 だって、有罪は有…

カナダ軍兵士への「友軍」誤爆有罪に

カナダ軍の兵士がアメリカの「友軍」に誤爆された件で、ついにアメリカ兵の職務怠慢で有罪、書面の訓告と罰金が課せられたそうだ。http://edmonton.cbc.ca/regional/servlet/View?filename=ed_ppcli20040706 事件は2年前の春アフガニスタンで起きたもので、…

矛盾の総本家を見送る準備はできているか

夕べ自民党はもういいと書いたものの、やっぱりよくはないのだ。なぜなら自民党こそが日本そのものだったのだから。この渾身の錯誤、満身での誤謬こそが日本だったのではないのかと思うのだ。 私はこれを錯誤と書いているように、そこにあるものを明らかな矛…

 欠陥隠しをすると自動車は燃える

下で教えてもらった読売の記事を読みながら、しかしなんでこれでいいのだ?と疑問というより、がっくりというより、やりがいあるなと思ったので検証してみる。全文は面倒なので最初のパラグラフ2つ。 - 全国で三菱車の車両火災が後を絶たない。三菱自動車と…

 反・言霊から考える「国想い改革」

プロパガンダついで上のキャッチフレーズを考えてみるのだが、(1)この国を想う (2)この国を創るこれを意味の通る論理構成にしろと言われたらどうするか。 想う、創るの意味はなんだ?というのがまずあるが、それぞれ、大事だ、改革すると読み替えることにす…