It’s your own heritage /カナダ総選挙結果速報

すっかり忘れてましたが、終わらない棒倒し更新してました。

Its' Your Own Heritage:
カナディアン・イズ・カナディアンの要石
http://www.shobunsha.co.jp/html/owaranai/

という、とてつもなくダサいタイトルなんですが、多分、このheritageは自分にあるのが基本だぜ、共同体とか人種なんてのじゃなくてさ、というのが一応近代社会の国家と個人の基本形なんじゃないですか、と、ただそういう話し。

で、これが了承されるから、みんな勝手にheritageの主張が可能だという理屈がカナダをして多文化社会にしているのではなかろうかと私は見ているわけ。

決して平等主義万歳から来たものではない、だからこそ頑丈なのだ、とも。

でので、このアイデアは、ビジネス的だし、契約的だし、要するに近代的であり、資本主義的なんだと思う。だから、これらもろもろがデフォルトとして揃っている人たちにとっては別に対して不思議もない話しなんだろうが、ひとつでも欠いているところから来ると何がなんだかわからなくなりそうでもある。しかし、現実が暮らしやすかったりすると結局なるように人びとの頭の中も変わってくるという意味では、このシステムはとても強力なんじゃないのか、とも見える。メディア戦に強いのは、実は個人的で私有財産的(propertyを特別な財産家のものだけのように考える人は何か根本的に意図があるのではないのか)だからなのじゃないのか、って思われます。

損得「感情」が合ってるものは強い、ってことかと。

どうもイントロを上手く書けている気はしないのですが、お暇があればご一読くださいませ。読みにくいこと請け合います(笑)。いや、喜んでいる場合じゃないのですが、そうなんですよねぇ、ずっと。相済みません。

あと、「海向こう」のトップページも更新してます。こういう街なのよ、のクリップはぐじゃぐじゃのダウンタウン

http://www.kawakami.netfirms.com

自然一杯のカナダ、といった印象を人様の頭から離してみたい欲求を感じる今日この頃です。こんなに政治的な人びとをつかまえて自然から入るっておかしいだろう、と考えているわけ。