バーナンキ僧正のご高話


3月20日のこの良き日、私たちはバーナンキ僧正のご高話を拝聴することができました。なんという素晴らしい日でしょう。お父様、お母様もお聞きになれば私どもが精霊と共にあることがよくおわかりになったものと思います。私たちは僧正をお遣わしになってくださった天のお父様によくよく感謝しなければなりません。

("バーナンキ僧正" by finalventさん)


とか書き出してしまいたくなる雰囲気がほんとにある、なんというか、現代の奇跡みたいなおさーんだわ、バーナンキ氏ってとしみじみ思う。姿勢を正して聞かにゃいかんような気になってしまう。独特のリズムがまた教会の説教と同じリズムだとも思う。チャーチに行く人なんだろうか? いや、僧正に向かってなんだが。

Bernanke Says Capital Rules May Need to Change
http://online.wsj.com/article/SB123756470468996409.html?mod=article-outset-box

規制を変えないとならないかもねという話でもあったけど、今日のは商業銀行に向けて話をしていたようだったので、本趣旨としは、貸しはがしすんなよ、貸せよ、ちゃんと、酷い状況にこそチャンスはあんだかんな、という意味であったかと思った。

このへんを僧正が話してくれると、財務省とかにしてみれば楽だろうなぁとかも思う。
逆にいえば、財務省周りが混乱にまみれている上に、まったく権威がない現状では、僧正に出張ってもらわないとならないってことなのかなとかも思う(あるいはそれを読んだ僧正独自の判断)。よく働いてる。児玉源太郎にならないことを祈る。