証人がいっぱいいるようで

岩手県内の別の建設業者は、ある国会議員を東京・永田町の議員会館に訪ねた時、廊下で大久保容疑者に会った。大久保容疑者から「うち(小沢代表の事務所)にも寄っていけ」と誘われたが、帰りの電車の時間があるため、断ったところ、その後、公共工事が受注できなくなった。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090305-OYT1T00102.htm


その因果関係は確かなものですか?と読売さんの記者さんは聞いただろうか?
そして、こっちのメディアならこの人の名前と所属会社が出るのが基本。
その上で、どうしてもヤダとなったら、匿名を条件に語ったAさん、とわざわざ出る。
それによって、人々はその人の証言へのバリューを考えるというのが習慣化している。

外交問題などの場合で、A国の高官が語ったという感じのものが数多くなることもあるが、それでも、匿名を条件にか、事の性質上名前は明かせないと語るA氏は、みたいに書かれる。

ここらへんが習慣化していないというのはなぁとか言ってないで、こういう場合は、例えば、小沢氏にお金を渡さないと仕事が取れないという言明を審査する際には、ぜひ、これらの人々には証言をしていただくことにすればいいのだすね。その時のためにも、出来る限りこうした証言には実名をきちんと報道することが求められると思う。でなければ、噂を作ったが誰が作ったかはわからず、後には噂だけが残るという奇妙なことになるから。