使える道具が一番いい道具

米議会のえらいさんたちと政府がきっちり日曜に仕上げてきたようで、これは多分、安定という意味ではいいことなんだよね、きっと。もう、何が起こるのか私ごときにわかるわけもないが。


〔情報BOX〕米議会・政府が大筋で合意した金融安定化法案のポイント
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK824586220080928


7000億ドルを一揆に入れないで、2500+1000+(別に承認で3500)にして、監督機関を作って監視させる、救済プログラムを利用する金融機関は経営者の報酬に上限を設けさせる云々で、その上で、


◎不良資産買い取りプログラムの支援を受ける企業の株式を米政府が取得し、企業の業績が回復して利益を上げた場合納税者に還元する。

◎5年経過して政府が損失を抱えていた場合、財務省は参加企業から料金を徴収して納税者負担を補てんする計画を進める。
(上の記事から)



雑駁にいえば、お金に困っていらっしゃるようでございますので融通させていただきますが、きちんと返していただく所存でございます。かしこ、ってことか? つまり、政府が最大の金貸し屋となる、と。


そして、FRBもそんなことらしい。

米金融安定化法案、FRBに準備預金への付利認可−10月1日実施
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=avg.JSgmcsf8


いや、それでこう、アメリカの経済というより、日本の経済にとって不幸でないのならなんだっていいんだが、いやそれでも、これって、何主義w???など思うある秋の一日。会計制度も時価から取得時会計にとか言ってるよね。


別にそれで揶揄しようとかいう意図じゃなくて、ただ振り返って思うに、昔、金融ビックバンなるものがあっったんだけど、あれって何だったのだろう。


ま、自分にとって不利にならない制度が一番いい制度、ってことなんだろうね。見習おう、とりあえず。