ポール・ニューマン死去


明日に向って撃て!」のポール・ニューマンさん死去
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20080927-OYT1T00711.htm?from=main5


中年までの映画もいいけど、年とってからのもいいと思うなぁ。
で、

 スクリーン外でも、公民権運動を支持したりベトナム反戦運動を展開したりするなどハリウッドきってのリベラルで知られた。共和党ニクソン政権はニューマンさんを「敵対者リスト」に入れていたという。


とはいうものの、そういう感じではない人の人物を演じて来た人のようにも思うっす。

前にも書いたけど、「評決」はいい。


ハイライト部分がyoutubeにあがっていた。やっぱりファンはいるわけね。


The Verdict - Paul Newman 1981
http://ca.youtube.com/watch?v=YBD6FxrtJN0


The rich win, the poor are powerless....お金持ちは勝てるけど貧乏な人に力はなく、みたいな入りと筋立ての弁護士ものだから、「リベラル」な話に聞こえるかもしれないが、最終的には、自分を信じろ、自分に正義があると思うならそう振舞え、という落とし込みなわけで、これってアメリカ保守派の黄金の金字塔映画となるべきではないのかと密かにそう思ってる。

また、政治というより道徳的価値判断みたいなのがフィーチャーされるようになったレーガン流政治(というより選挙)の台頭というのと軌道が合ってたんだななどとも思う。

In my religion, we say, `Act as if you had faith, and faith will be given to you.'
If we would have faith in justice, we must only believe in ourselves. And act with justice. And I believe there is justice in our hearts.