コントロールされてる方が多分いい。問題は程度

先週末ぐらいからジャケットも綿ではなくてかなり暖かめのものを着ている人が増えて、そのつもりの揃えにしていたら、今日はなんだかポカポカで気持ちのいい日だった。日本の10月上旬の晴れた日みたいな感じか。


さて、しかし、なんかすごいですね〜のアメリカ発金融爆弾騒ぎw。


こういう時には、株なんかじゃない、クレジットマーケット、債券市場が問題なんだと1月から4月の波で学習したので、だからといってそれ以上にわかるものでもないのだが、とりあえず朝とかお昼にニュースをチェックする時に、米国債金利等々が並んでいるページをチェックしたりしてる(だからどう、ってこともなく、ただ見てるだけだが)。

で、最近2年ものが2%を切っていたのは知っていたが、今日はひときわ、あれ、2年が1.65でそこらも大変だと思うが、でもそれより短いののyieldが小数点以下にしか数字がないって、日本の金利みたいな状態になってるのは、これってなんかへんじゃないの?とか思ってはみたものの、よくわからんし用事があったので放置して外出。


帰ってきてみたら、やっぱりすごい騒ぎの1日だったみたいだ。

TREASURIES-US 3-mo T-bill yield falls to 0.02 pct -traders
http://www.reuters.com/article/bondsNews/idUSNYG00128420080917


3ヶ月ものの短期国債が、昨日1.5%程度あったのに、今日は一時期ネガティブまで突っ込んだ模様。
この様子を、夕方ハンバーグを食べながらテレビを見ていた時にアナリストだかエコノミストだかの人が解説するに、この時人々は、いくら儲けられるか(利率を気にする)とか、そんなことじゃないんです、原本を保持したい、それだけでここに来たわけです、と言っていた。


怖いだろう、それ!


それと同じアイデアだと思しき事態として、金が、1日で70ドル値上がりしていた。


NY金:1999年以来最大の9%反発−金融不安で安全投資が加速
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=abvJnPW1uphA

いやぁ、すごいわ。
さらには、空売り規制付き。

UPDATE1: 米SECが新たな空売り規制導入、全上場銘柄対象に18日から実施
http://jp.reuters.com/article/domesticFunds/idJPnJT826239520080917



突風吹きすさぶニューヨークでした、って感じの1日だったわけね。