ロシアとEU
ロシア、グルジア撤退表明 「1カ月以内」でEUと合意
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20080909AT2M0804808092008.html
最終的に、「EU監視団200人を含む国際監視団を受け入れると表明。」というわけでEU主体で、グルジアをちゃんと抑えてくれるんだったらいいよ、というところで折り合ったということだすね。黒海に軍艦18籍だか集めたNATOさんたちは帰ったんでしょうか? これは威嚇行動というか俺らはいるぜというプレゼンスの主張としては必要だったと思うが、妙な行動だよなとも思った。だって、何をどうするの、だし、そもそもNATOの一員でないグルジアのために誰が何をしたらいいのかも決まってないし・・・。いい問題提起になっていることを祈る。
で、
グルジア紛争を機に欧米と対立を深めたロシアは和平合意を順守するとして一定の譲歩姿勢を見せた。ただ、ロシアはEUが批判したグルジア領南オセチア自治州とアブハジア自治共和国の独立承認は撤回しない立場を強調し、双方の溝も残った。
ではあるんだけど、EUコアチームと、新規参入チーム+米の対立も同じか、もしかしたらもっと深い溝があるんだという点を、結局日本の報道では非常にわかり憎いままになってしまったような気がする。遠いんだからいいさ、ではなくてこれは次のステップでも必ず問題になってくるところなので多少解説して書いたらいいじゃないのかと余計なお世話ながら思った。