フェーズ2への中だるみ?


でので、すべて噛み合ってないっぽい現状で、アフガンミッションは、一応フランスのサルコジっちも、犠牲を乗り越えて頑張ろうとなって、今日あたりはイギリスから誰か唐突に行って支援を約束したとかあった。

全体としてアフガンを何とか支えようということなんだろう。


気になるのは、グルジアから引く引く詐欺鋭意続行中のロシアはどこに落としどころを求めているのか見えないこと。


アメリカというか英語圏の報道をそのまま見れば、ひたすらロシアが悪いので悪者ロシアが居座っているの図で、それはそれで嘘でもないのだろうけど、一方で、NATOは最初っから逃げてまわってるし(グルジアは同盟国ではないから義理はない)、アメリカは現実問題まったくの当事者なのに、遠くでほえるばかり。

ロシアは一種の保証占領状態でグルジアにいる、みたいな感じもあるのかなと思っていたりもした。だって、局地戦としては勝者なんだもの。だからそこで条件が折り合って履行されるまでい続けるというのは、ありはありなのかな、みたいな。


しかし、軍事の交流をしないと言い出したわけで、では次に何が来るんだろう・・・。
別方面、イラン関係が出てくるのか・・・?


地域的にいえば、アメリカ人は勝手に、グルジアソ連時代に併合された苦しんだ独立国みたいな、お花畑みたいなことを想定しているけど、地域的にいえば、ロシアが来なけりゃペルシャオスマンが来てました、という地域だし、コーカサスと言うかカフカスというかって、ヨーロッパじゃない。その意味では、地域大国末裔が俺にも関係があると言い出したらどうするの?などと思ってみたりもする。支援しましょか、ロシアさん。大陸の違う人にこの地域を不安定にされてはかないませんね、みたいな。


とか書いていたら、NATO黒海で演習だそうで。
スペイン、ドイツ、ポーランドの軍艦とアメリカのフリゲート艦が黒海でジョイント。
これは前から予定されていた演習だといっている模様。

NATO ships enter Black Sea for exercises
http://www.iht.com/articles/ap/2008/08/21/europe/EU-NATO-Black-Sea.php



しかし、NATOに何が出来るだろう? プレゼンスを示します、のつもり?
しかし、しかし、黒海NATOの海だといわんばかりの行動を起こしたら、返って地域が反発するのでは? 北大西洋と何の関係もないだろうが、と。


明日もまたテンションの高い日のようだ。