欠落とゲリラ戦

日雇い派遣禁止などで合意=法改正で与党方針
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080702-00000047-jij-pol


どうなんでしょう。
日雇いの派遣を禁止しても、日雇いの仕事の必要性はあるわけですよね。すると、単純に企業他員でバイトを増やすことになる。そうすると、企業の採用コストが上がり、バイト代はその分下がる可能性も大ではないの?

つまり、ピンハネがいかん、とみんな騒ぐからそうしちゃう、ってことになるけど、その「ピンハネ」という名のついたコストの半分かそれ以上は、採用コストでしょ?

大手は自前の人事ユニット若干増強ぐらいでいけるだろうけど、中小で文字通りテンポラリーに必要なところとかはどうするんだろう、だし、テンポラリーの仕事を多数企業から万遍なく持っているところ(つまり今のところの派遣会社)がなくなったら、単発で仕事している人の単発稼働可能性が下がるだけでは?

つまり、これで喜ばしい人は誰もいないのではなかろうか・・・。なんのための法改正なのかよくわからん。全員敗者という珍しいケースではあるまいか。
何か、ものすごいく欠落しているものがある気がする。多分それは何のためにやっているのかという目標ね。