軍事モノ2題

ここ数日、台湾、何がしたいんだろうかと誰しも怪しむの巻、だったと思うんだけど、
 

台湾、尖閣諸島海域への軍艦派遣中止
http://www.asahi.com/international/update/0617/TKY200806170146.html


だそうだ。
こうして改めてみると、いやぁ〜、きれいさっぱり、まごうことなきメッセージがあるわ。俺たちは、戦争も辞さずの国です、しかも、対話に納得できないと軍艦出して脅かすのなんて、当然じゃ〜ん、簡単じゃ〜ん、と思ってるほどに危ないやつらです、みたいな。

ここまでして何がしたかったのか、このダメージの対価は何、台湾、というのがわからない。


それよりも日本国内の軍グツ恐怖症の人たち、大丈夫かしら。
軍艦出して来て脅す人たちというのはいるわけですよ、無防備都市宣言の人たち、とか。


で、そういう冗談はさておき、
このままにしておいて、さらにエスカレートした場合、日本国とか、状況によっては台湾との縁の濃い、濃い、濃いアメリカのいずれかが、合理的に、だって心配だからと警戒を怠らずにしないとならないから、と、海保とか自衛隊とかを周辺海域に出しておくことが普通にできる、って話になるのじゃないのかなぁ〜なんぞと思ってた。

ということは、それって大陸チャイナ、うれしいのか?
しかも、そこで騒いで、血の気の多い誰かを誘発して一食触発になったらどうすんのよ、オリンピックまで間がないのに、でもあるし。


ということから考えて、軍艦を出すのは辞めれと考えたのはコキントーさんちなのか。
ということは、コキントーさんがそう出るのであれば、仕掛けたのは別のチャイナのおさーんなのか。

などとは直ちにそう思う。ああ。どこまで行っても、難儀な隣人だ、と。


でもそうじゃなくて、やっぱり益があるのは、日本、アメリカっていう最初の線も捨てがたいなぁとかも思う。

 与党国民党の立法委員(国会議員)、林郁方・外交国防委員長は記者団に
「日本の姿勢が軟化した。主権の誇示はある程度成果を上げた」と述べた。


危ないやつ等だという国際的な認知を受けると同時に、しかし、主権を誇示したと言っている点が、狙い通りなのか、口がすべってるだけなのかにも注目か。