ヒラリーのかれこれ１０年ものの噂と妙な綾

ヒラリー・クリントンはユダヤ人じゃないよというお話

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サルパンツ栗本慎一郎氏がヒラリー、ユダヤ系説を記していることを知って、へ〜とちょいと驚いた。どういう含みなんざましょ？　ただこの噂自体は何度かインターネットで目にしていたので、それはそれなりに年季の入った噂であることは知っている。

ヒラリーは1964年にはバリー・ゴールドウォーターの熱烈ファンだったという話はわりと有名な話でそこらへんも脈になってるか？とかぱっと思ってみたりもする・・・　でもゴールドウォーターは父方ユダヤ系だからテクニカル？にはユダヤ系とは言わないか。いやしかし、一応ここにも脈くさいものがあるのかとかとか思ってみたりもするけど、でも違うか。違うな、きっと。違うけど、ヒラリーってどういう人にとってゴールドウォーターというのはとても重要な人だとは思う。エントリとは直接関係ないけど。

ちなみにマケインはこのゴールドウォーターの後のアリゾナの上院議員で、マケインもかなりゴールドウォーター的だと思う。私は似てると思ってる。そして皮肉なまでに半分ぐらいのリパブリカンにとって敵になっているというのも似てると思う。リパブリカンに好意的な貢献の方は、リパブリカンを東部エリートから西部の土着リベラル（自由だぜ）に引き寄せたこと。これによってリパブリカンが西南部に拡大し、後のレーガンで結晶する。一方好意的でない方は、言うまでもなくそのリベラルそのものが、現在では危機的にまずい。そしてその過激リベラルは６０年代にあってはリパブリカン東部リベラルにとってまずかった（従ってゴールドウォーターを支持できないリパブリカンも一杯いて歴史的敗北を喫した）。

ヒラリーとマケインにはつまり妙な因縁があるのね。