なんかこのサルコジ


先週の欧米というかイギリスその他の報道はとにかくサルコジだった。いや別にサルコジ氏本人に特に興味はないんだが、あのイギリスの持ち上げ方はいったいなんだったんだろうかと思い返すだに気持ちが悪い。


it was Britain who stood by usでっせ。動くサルコジ、声の出るサルコジがそう言った時(同時通訳仏→英だが)私は口ポカだったが、並み居るイギリス人議員たちは歓声を上げていた。全員85歳ぐらいの人になった気分だったんだろうなぁ、やっぱりとか思った。そりゃどんな国だってそうこられりゃ嬉しいという反応以外には取れないわけで、それをわかってやっているサルコジ氏、で結局これは何なんなのかと、私はよくわからない。キーは多分、サルコジが陽動なのか否かではなかろうかなど思ってみたりもするがよくわからない。


で、それもこれもあれもみんな、ブカレストにゴーではあるわけで、4月2日からの3日間を待たずしてはよくわからん、なんだろうなぁとか思っていたわけだが、ようやく今週かぁとハートが出るほど嬉しくもあり怖くもあり。プーチン、エースは君だ、多分。サルコジ並みの熱弁とか期待したい。いやそれは怖すぎるか、いやしかし、それに連れて、みたいに世界で事件がないことを祈りたい、なんか怖い週ではなかろうか。考えすぎか。



NATOサミットが4月なのは単なるスケジュールなのだろうが、高緯度地帯としては、ようやく迎える春、進展みたいな気もしないでもない。