反論期待で読む本


それはそれとして、日本

この本読みたいです。
いつも様々な知見を披露してくれて私を無知蒙昧の淵から一歩の1000分の1ぐらいづつ引き上げてくれる(進みが遅いのは専ら私のせいだが)お二人、Baatarismさんと、finalventさんがエールの交換会をしていて読んでてうれしかった。いいわ、こいの。

書評:さらば財務省! 官僚すべてを敵にした男の告白(高橋 洋一 著) 18:33
http://d.hatena.ne.jp/Baatarism/20080330/1206869621


[書評]さらば財務省! 官僚すべてを敵にした男の告白(高橋洋一
http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2008/03/post_b799.html



で、この本はまたまた「帰ったら買うリスト」入りして私の状況的にはまたまた埒外になってしまうのが悲しいが、とりあえず読む前から希望しているのは、中身だけでなく、その反論。


今の状況を巷間リフレ派と考えられる政策を取ることで対応しようじゃないかと考える人々にとってこの本が福音となるのはお二方の記事とその他検索で理解できた(と思う)。また、主眼のリフレ派の主張も、とりあえずここ数ヶ月の熱烈(当社比)お勉強及び毎日の現実素材観察とその経過報告風の米国における各種専門家諸氏相集う風のブログの数々の継続ウォッチによっても、私としては「なるほど」以上に強烈に反論したくなるものというのは見つけられていない。


むしろ素人のお勉強のワーキングまとめとしては、過去5年間(とか適当に)ぐらいの日本に当てはめてみた場合に起こりえる副作用と現在のアメリカに適用した場合のそれでは、前者により少なく後者は、なんつーかそれ以上の慢性的な病(ドルの信用問題)抱えてますからねぇ〜というどーせいっちゅんじゃという問題がある以上、気の毒なまでに大きいというべきではないのか。だったら何が問題だったのだろうか。私は経済音痴(歌はうまいw)の上にトレンドから遅れているのでなんで駄目だったのかに興味を持った。


さらに、いやしかし世の中(日本ということだが)がそう動かないには動かなかった及び動かない理由があるのではないのか、などとも思う。であれば反論どぞ、と思って今後しばらくはその反論を探したいのよね、と最近思い出しているのがうまく見当たらない。希望としては経済学的見地からの筋のはっきりした反論を読みたい(読んで理解するまでにまたしばらくお勉強しようという熱意も一応ある。時間との相談ではあるけど)。


というわけで、この本をきっかけに反論が出てくるといいなぁとか思っている次第。この本にとってはストレートじゃない期待だが、でも、それだけインパクトがありそうじゃないの、とか思って期待期待。