2008米大統領選挙


アイオワでヒラリーさんが負けたことがニュースとして結構大きく世界を駆け巡っていた気がするのだが、ああ、書いておけばよかったぁと思った。
ヒラリーはまずいっしょ、これは、と思っていたから。何がまずいって、顔が怖い。雰囲気が尋常でない。なんというか、申し訳ないが、控えめに言ってもこれしか浮かばない。


大統領選挙の候補者というよりも、宗教団体の集会で話している人でしょうか、この人は、とさえ思った。危機を煽って、だからこれを買えとか、だからこれにしろと言いだすのと同じように、危機だ、だから私なんだという話法で来る。テレビ伝道集会とかの人みたいに無駄にファーバントな様子がへんだ。この雰囲気で、ドン引きになる人がいてもまったく普通だと思う。いやその、言いづらいことだし、もちろん個人的な傾向にもよるだろうが、私は、正視に耐えないとまで思うことがある。


ひょとして全世界リベラルグループは、危機醸成狙い統一なのかなとかも妄想した。それによる結果としての多極化支持とか。でも、大統領選挙は国内選挙なので、危機醸成狙いの人を選ぶ内国民はいない。どこにも書かれていなくても雰囲気というのは伝わるものだ、なんてことも言えるかもしれない。だとしたらこのシナリオは大統領選挙勝利を目指すためには間違い、と。


ついでに、この間、夫であるクリントン氏が出てきて妻の応援をしているのをテレビで見たが、大統領時代とは別人のようだった。無駄に明るいあのビルはどこに行ったの?という、つまり目いっぱい翳ったおじいさんになっていた。病気をしたから、年を取ったからという以上のものがあった。逆効果だろうーーーーーーと思ってたらアイオワでの敗北という現実が付いてきたので、やっぱりこの、この負けが込んでる雰囲気を見て取っている人もいるのかもと思った次第。


一方の共和党は本命不在といわれ続けてまだいない、みたいない感じか。でも民主党もほんとにあれで精一杯なのか?となるとかなり疑問。もしかして、今は全部かませ犬で、そのうち状況が変わるのかもしれないとまで思っている今日この頃。