保安官がいなくてもお行儀よくしてね

国際化の時代とはお行儀の時代なのだ。とりわけ飛行機の時代とはそういうことだ。その前には船もあったし電車も部分的にはそうだ。というわけで、これらの交通機関の使用頻度があがるほど人は集団内でのお行儀を身に付けることができ、かつそこで得た体験が日々の生活にも深刻に影響していくのだろうと思う。自由など、実のところたいした問題ではないのだ。


なんてことを思いつつも笑った笑ったのはこの記事。

【米韓】シカゴ行きの飛行機で大暴れした韓国人男性、機内で拘束・逮捕[05/20]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1148304849/


すごいの一言。コリアンの男性が飛行機内で、大暴れにつぐ大暴れで最後にアメリカについて御用とあいなったとそういう話。
飛行機に乗る方は一回読んで、飛行機とはともあれこうしたことがあったら最後残りの人は我慢するしかない環境なのだという点を思い起こすのはいいかも。

英語版はこれ。

http://cbs2chicago.com/local/local_story_140073839.html


で、しかし、笑ったは笑ったけど、JALの乗務員の人ほんとにかわいそう。でもって、乗り合わせた人はどうしたんだろう。もう、不幸のどん底だと思うなぁ。よっぱらいおやじが騒ぎ続ける10時間フライトなんて。


と、呑気によんでいる場合ではなく、このJALのシカゴ便とは、まさに私がこれに乗ろうかなと思っていたシカゴ往復の片割れ、それそのものじゃんかよ、というやつだった。まったく笑えん。先週思案していたのだが、マジで変更を考えてる。


というか、他のアシアナの船内がどうなっているのかわらかないけど、一つの推測として、JAL全日空でも)だとアジアのおっさんがたは、「スチュワーデス」に怒られているぐらいにしか思わず、従って態度が大きいどころか、暴力的であっても全然OKなのではないのかなど思う。

これが、アメリカン航空とかにしばしば見られる、保安官でしょうか、あなた、というようなフライトアテンダントの女性(男性はなぜだか相対的に見た目からしてやらわかい)が、静かにしろと構えていた場合、ここまで暴れていられるんだろうか? 

今回のJALでも最後は「拘束」になっただろうが、アメリカ系だったらもっと早くから完全に拘束されそうかなぁなどともちらっと思う。というより、もしそれがまだ成田を出て2時間ぐらいとかだったら、他の一切の迷惑を顧みず、アメリカ系だったら成田に戻ったりしそうだという気もする。保安官にとっての最上の使命は保安だから。


降りることができない環境である以上、私はサービスよりもご飯よりも、保安官の管理が行き届いた機内を希望する。1時間フライトの国内便ならいいけど、長距離の場合はしゃれにならない。JAL、どうしようかなぁ。考え込んでしまう。しかし、私は結構JALが好きで、マイレージもためてるんですが・・・。