責任感

昨日から特に変化はないわけだが、ものはいいようだなぁとか思ったりする。

 谷内次官は会談終了後、記者団に「不測の事態が起こりかねなかったが、避けられてよかった」と述べた。

これをもっと大きく扱ってみたらどうなんだろう。日本の新聞。単なる感想を言っているのではなく本質的にこれが一番重要なわけでしょ?
(平和愛好者の方々は、諸手をあげて褒めなければならないのではないのか?)


韓国は名称提案せず、日本は調査中止…竹島で日韓合意
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060422-00000013-yom-pol


BBCの書き方の方が、その点でよほど公平といえる。そう考えたい人がいるのなら、日本にとって好意的と書いてもいいぐらいだが、そういうことはありえないので(笑)、ま、ポイントをちゃんと押さえているということかと思う。


S Korea, Japan to talk on islands
http://news.bbc.co.uk/2/hi/asia-pacific/4934158.stm

Japanese Vice Foreign Minister Shotaro Yachi told Japan's Jiji news agency: "If this problem would continue unresolved, some unanticipated contingency could have occurred, but it was good that we could avoid it."


で、なぜそうなのかといえば、南朝鮮の側が、武装船を20隻出してる、いわゆる「一触即発」がそこまで来ている状態ではあったから。

South Korea sent about 20 gunboats to the islands, where Japanese survey boats were awaiting orders to begin the survey.


谷内次官の写真のキャプションについてた、これもいい。

Japan's Vice Foreign Minister Shotaro Yachi welcomed more talks


話し合いでなんとかしようとしているのは、日本の側つーことだなという印象を捕捉しているかと思う。
つか、この次官、ひょっとして男前か?と私は思ったが、どうなんでしょう?


その対比として、ここまでの毎回、コリアについている写真とキャプションがどんなだったかを思い出せばさらにこの印象は深まる。


要するに、なんてかかんてか、普通の大人で仕事している人が知っているような状況がやっぱりここでもそうだった、みたい感じだし、この経緯は、北朝鮮を巡る国際社会の「困惑」(またの名を、マンドクセー)と同じ構図に近付いたと言ってもいいだろう。