疑問:なぜ民主党の代議士はこうなのか


いきなり問いを書いてしまったが、いやまさに、寝るまえに頭の上にでっかい文字で浮かび上がったこの問い。なぜ?

上で、前原さんが、人々が何に失望しているのか、怒っているのか全然わかってないようだと書いたが、このひとだけではなく、民主党の議員の中にどうやら共通している何かがマジでげろありみたいだ。リテラシーの欠如といってしまえばそれまでで、で、なぜかそういう人が民主党議員の中に多いとしたら、それは民主党議員になるための資質の一つなのか、それともあそこに所属すると後天的に獲得されてしまう特質なのか。これも疑問だ。


finalventさんがクリップされていた長島議員のブログをざっと見たが(とても読めない)、コメントを付けているいわゆる一般人って人々が、まぁほんとにまともってか、普通ってか、とても地に足のついたところから批判しているのが私には強烈に印象的だ。

やっぱりあなたは何も判ってないですね。 「炎上」という表現を用いたことを
責められたと思っているんですか? ここに書き込む人は炎上という言葉が
あったからといって、ことさら(あなた方民主党のように)言葉尻をつかみ
揚げ足を取るようなマネはしません。 それは有意義な議論なり、考え方なりを
交換する場だと認識しているからです。あなたが思っている以上にネットやブログ
という場はマトモな場所です。 マスコミのアホな理論に振り回されている人は少な
いといっても過言ではないでしょう。 それがわかっていてブログを今までの
メディアと同じような感覚で展開されているとしたら、止めた方がいいでしょう。

http://blog.goo.ne.jp/nagashima21/e/92ef00581485652f4c37d553272e8318


まったく。と、この方に代表されるように、ひと昔前に主流だった、なんかこう学級委員が「そんな言い方はよくない」的な、後に言葉狩りへと繋がるようなコメントとかは主流ではなくて、炎上って言ったかどうかなんてどうでもいいから、実のある話をしろ、証拠っていうならなんなのか言え、それができていないのならそれは証拠とは呼ばないんだ、みたいなのがいっぱい。


それに対して、長島氏はあきらかに一つ世代前の認識でブログをやってると見える。つまり、言葉尻をあわせて、調子よく、景気よく、あるいは大きな仕事をしてることを書けばいいんだな、みたいなノリが見て取れる*)。中身はないが、多分自分が書いてやってるだけで価値があると考える系に住んでいるみたいな感じか(特に悪意はない。著者ってそういう自負も必要だから。ただしそれに対応できるだけの中身があればだが)。それは今でも日本の紙メディアの一部では主流だが、今でも主流ではないところはあり、ブログでは全然主流ではない。これが氏は飲み込めていない模様。そして、民主党全体がそういう感じということか。
 ということは、本日これらの前提からだけ出せるものは、氏もしくは民主党はまったくブログ的でなく、ブログ的であるとは、太鼓たたき風言論ではないということ、とても普通であること、みたいなところか。


1)この批判の最中に、永田メールをすっとばし(自分で昨日まで振っていたにもかかわらず)

じつは、留学時代にご指導いただいたカール・ジャクソン教授がクエール副大統領の安全保障担当補佐官だったこともあり、ワシントン・ゴシップもふくめ、大いに盛り上がった。

という話題を書いている呑気さというのもリテラシーのなさと言えるだろう。そして、2度読んだが、徹底的に中身、具体的なアイデアの開示またはコンテンツはない。自分がこうしたああしたしかない。

その前の時間で正味50分ぐらいだったが、対中戦略からイラン情勢、テロとの戦い、中東における民主主義の在り方など、多岐にわたり興味深い議論ができた。


多岐にわたる、興味深い議論を、be specificと、ペーパーでその教授に指摘されなかったか?など問いたいものがある。