しかし何でもやってる国なんだなぁと感心する北朝鮮


北、偽たばこで187億円 日本製も 製造能力、年20億箱
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060129-00000001-san-int&kz=int


そうまでするなら自社ブランドで激安で売ればいいのじゃまいか? ブランド確立のための手間が惜しいから他社ただ乗りってことなのか。なんだかなぁ。誘拐というのも、考えてみればどこかの何かを盗んで来て解決しようとする手法とも言えるわけだから、ある意味で一貫しているということなのか。偽札も無論そう。自分でクレジットを作ることはできないから他者のクレジットに依存しているってことだし。なるほど。


それはともかくふと、ああと思ったのは、

偽たばこの製造は、偽ドル紙幣と並んで、北朝鮮の有力な外貨獲得源とされているが、北朝鮮はこのほかにも、米国の男性性的不能治療薬の偽造も行っているといわれる。


私が持ってるメルアドの一つに、やたらめったらこれらバイアグラだかなんだかの不能治療剤の、よーするに迷惑メールが入ってくる。どうやっても駄目だから単純に捨てるしかもはや手がなく、そのうちこのメルアドを閉鎖するっきゃかないのかなぁ、しかし面倒なんだよなぁとか思っているところだった。


そして煙草も、ひょっとして?と思うことがある。海外在住者の掲示板にしばしば、禁煙したのでカートン売ります、とかなんとかいうのを見る。で、その銘柄は、だいたいいつもマルボロマイルドセブンだった。キャメル(古いな)なんてことはないし、日本ものの、なんだっけか凝った名前の、しかし日本にいると結構喫煙者の多いメンソール系とかあるが、そういうのは見たことがない。なんとなく、吸ってる人が多いからかなとか思ってたけど、これはこれで、もしかしてこういうルートだったのかななんて、このニュースを見た瞬間に思った。

アジアでは「マールボロ」のほか、日本の「マイルドセブン」も“主力商品”で、台湾、フィリピン、ベトナムを中心に出回っている。


アジアだけじゃないのかもしれないし、アジアのおこぼれみたいに日本人をはじめとするアジア人がたまりやすいところに出ているのじゃまいか。


冷静に考えてみると、掲示板の前の自分は一箱か二箱しかないものを買うつもりなわけだが、そういう人が10人メールをくれたら、皆に同じように、あなただけですとカートンで$50ぐらいで売ればいいんだもの、これは地味だけど結構捌けるのかもしれない。どうなんでしょう?


ついでにいえば、あのへんに行くと安いのが買えるんだって、という地点を耳にしたこともある。なんでなんだろうとその時は思ったが、せいぜいどこかでタックスを抜いているのかな(不正に輸入しているとか)ぐらいにしか思わなかったけど、それだったら量に限界があるだろうになぁなど思ったものだったが、もしかしたら、ひょっとしたらひょっとして、偽物ということもあり得たのかと私としては不明を恥じる。完全に予想してなかった、想定外だったっすよ、私は。とはいえもちろん真偽のほどは私にはわからないのだが、こうやって、各地で実はシッポが出たままだったのかもしれないななど思う。