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ついでに、10日ぐらい前に読んでびっくりしたままその後フォローしていない記事なのだが、これって、どういうことなのかよくわからずにいた。人民日報様のお達し。


義務教育の無償化計画 農村部は2010年実現へ
http://j.people.com.cn/2005/11/13/jp20051113_55081.html

中国政府は2020年までの「全民教育(すべての国民を対象とする教育)」発展への戦略目標を大まかに決定した。中でも最重要課題として、農村部の教育、特に農村部における9年制義務教育の普及を挙げている。


これってつまり、なんですか、農村部においては9年生義務教育が普及していない、ってことなの・・・?
いやその内容の充実度はともかく、あるけど機能性に優れないのか、それともあまりにもお寒い限りなのか、そのへんがよくわからない。

で、次の段を見ると、

まず2007年までに、全国農村部の義務教育について、貧困家庭の学生全員が雑費(学校に納付する授業料以外の諸費用)や教科書代の免除と寄宿生活費の補助を受けられるようにし、家庭の経済事情による退学者ゼロを目指す。

とあって、これはつまり、教育を受ける施設とかは無償だが、寄宿費とか教科書代は有償でそれが貧困家庭では負担でガッコに行かせられないケースがある、という意味か、つまり自分が知ってる世界の話だ、と思えるのだが、次に、

2010年までに、全国の農村部すべてで義務教育の無償化を実現する。さらに、2015年までに、全国で義務教育の無償化を実現する。


こうあって、これを見ると、現状農村部では義務教育が無償ではないからそれを目指す、みたいにも思えてしまう。どっちなんでしょう?