党派主義に陥ったアメリカの出版状況

一つ前の、その草の根とか、人々が意見を寄せあうブログの世界、というのは理想的には美しいわけだが、しかしそんなものは全体としてのアメリカとはあんまり関係ないのじゃないのか?というのが現実ではあるでしょう。


シリコンバレーとかにいると気がつかないのかもしれないが(だって知的エリートの集団なんですもの)、オール・アメリカの今日の状況は、いわゆる右と左、ライトとレフトが、ほとんど混じりあえないのじゃないのか?というほどに二極化していることだろうと思う。


でもって、ライトの側の出版状況が活況を呈しているわけで、そのタイトルったらない。日本でも、なんだったかそのう舛硫???殘?気譴討い燭茲Δ世辰燭?△泙世泙世△襦


今週のエコノミストが書籍欄で取り上げていた。
http://www.economist.com/displaystory.cfm?story_id=4484021


サブスクライブしてないと読めない記事かもしれないので、下に取り上げてた本のタイトルだけ書いておきますが、なんつーか、見ただけであんまり頭のよさそうな話には見えない。

が、しかし、問題はこういう本の方が売れるのだし、でもってそれを見て、あいつらバカだと言うはやさしいが、しかし、ではその利口そうなリベラルがそうそう利口かというと、本になるものはいつでもかなり堅いと言えるかもしれないが、むしろその草の根のアホさ加減に、かなりの人がうんざりかも・・・という状況ではある。なんでもかんでも「ブッシュのせい」「ブッシュは嘘つき」と叫んではデモする。それだけ。これって、単なる60年代懐古のパーティー、おとうさん、おかあさん(日本の)たちが退職するとやたらに同級会をするけど、ああいう感じじゃないのか、と言っていた人がいたが、まさにそうも見える。


Surrounded By Idiots: Fighting Liberal Lunacy in America
By Mike Gallagher
William Morrow; 240 pages; $24.95


Liberalism is a Mental Disorder: Savage Solutions
By Michael Savage


100 People Who Are Screwing Up America (and Al Franken is #37)
By Bernard Goldberg


The Vast Left Wing Conspiracy
By Byron York


The Almanac of American Politics, 2006 (Almanac of American Politics)
by Michael Barone, Richard E. Cohen
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これ便利そう。
http://www.amazon.com/exec/obidos/ASIN/0892341122/ref=ase_theeconomist/102-6655245-3408960