先は長いわけだが


今もっとも非難されているのは、この人。FEMAのマイケル・ブラウン氏。
Outraged Americans clamour for Katrina scapegoat
FEMA head may fit the bill
http://www.canada.com/national/features/extreme_weather/story.html?id=b17f0ea7-ee6e-47eb-9681-cdb221309013


それはそれで必要なことではあるのだろうし、私自身はこの人に処理対処能力があるようにはまったく思えない。不適切な人材が不適切なところにいる。


が、上のようにまだ事態は続いているのだし、その上、街が機能しなくなっているということは失業者が大量に発生しているということだ。いつまでも緊急ではいられない。でもって、それが長期戦になるとしたら、全員のうちのいくらかの人々は他の自治体に移ることになるだろう。この時また、移りえる能力をめぐってもめるだろう。つまり、自力で移れる能力と資金のある人とそうでない人。他の自治体にすれば、前者は普通の意味でのworkerの移動プラス・アルファで考えられるだろうが、そうでない人たちを引き受けるにはそれなりの覚悟が要る。


10,000 Katrina-Linked Jobless Claims Filed
http://biz.yahoo.com/ap/050908/economy.html?.v=19

(ハリケーン被害の1万人が失業認定を申し込んだ)


トロントのあるオンタリオ州では、州外から学校に通うために来る人の学費はタダにしてもいいよ、というオファーをしていて、既に湾岸地区から問い合わせがあったのだそうだ。で、つまり子供を引き受けるってことは親もってことだろう・・・。ということは、現実にはどういうことになるんだろう?よくわからんが、やっぱりあれか、何かしたいのは山々だが、国外であるカナダが、移住歓迎しますよ、とかは言えなかったのでこんなことになったのだろうか?