stiff upper lip & business as usual


夕方6時のCBCトロント版を見た。20分ほどの間に今朝(現地の)からの1日をコンパクトにまとめていた。大変な災難にもかかわらず、夕刻になるにしたがってロンドナー(ロンドンッ子とかいうのか? トロントトロントニアン)が冷静に行動していることが、予想通りだとはいえ、よくわかるリポートだった。


と書いているが、それはやっぱり、そもそもBritishの人が作っているからそういう側面を取り上げたくなるのかななど皮肉に考えてもいいような気はした。つまり、こういう時だからこそ、Britsの根性を見せたくなる、という視点になっているわけで、それはすでに内部の視線・・・。


で、畳み掛けるように、イギリスからのリポートは、有名な、stiff upper lip、そして大事な、business as usualで人々は暮らしてます、で終わっていた。それを伝えているパトリック・ブラウンは、カナダで伝えているけどおそらく人生の大半はブリテン島だよなきっとと思わせる人。だからといっていつもそういうレポートをしているわけだが、今日に限っていえば、カナダのリポートというよりも、Britishのリポート色は強烈だった。


さらに、この事件を、カナダのCBCは、「London Attacks」とタイトルで出していた。テロとどっちがいいんだっていう気もするが、やっぱりこれは、やられた、という感じがそう書かせるのではないかなど思った。つまり、テロかどうかなんてことよりも、たとえそれが正規の戦争でも同じなわけで、攻撃されたという感じで受け取っているのだろうということ。だからこそ、stiff upper lipなわけだ。


上のリポートでは、シティには何百か所ものカメラがまわっているんだから、そのサーベイランスから出てくるものは必ずあるはずだとも言っていたが、これは絶対捕まえてやつぞの感情を押さえた表明の一端であっただろう。


そういう具合に、British色いっぱいになっているレポートに続き、ではこれに対して、私たちは自分のシティ、つまりトロントを守れるのか、とテーマが変わる。すると突然ぬるい(笑)。どうもなぁ、いろいろかけ声はかけるんだが、どうもトロントとセキュリティって難しい組み合わせではあるようだ。



それよりも市役所の清掃係のストによって放置されたゴミこそ大変な問題。今夜に決着がつく予定で、ロンドンニュースのある種の恐怖、しかしながらある種の余韻は簡単に消えた。真夏のゴミ、もう気分的には無条件降伏かも・・・。


しかし、なんでいっつも夏なんだ、と私はこれを問いたい。
冬が6か月もあるんだからその間中に解決するようにはできないものなのか! 冬もマイナス30度になるけど、夏はプラス30度の日が続くんだから、そこに行く前にやることにしないか? せめてそこをコントラクトに盛り込め <トロント市。


日常にすばやく戻ること。まぁまりきれいな風景ではないのがトロントらしいが、これもまた、stiff upper lipではあるだろう。


捕捉:ブレアのスピーチ。今日という日には不謹慎ないい方になるが、最初の1つがとてもいい。
テレビで聞いててオオと思ったので探したらあった。


In full: Blair on bomb blasts
http://news.bbc.co.uk/1/hi/uk/4659953.stm


ロンドン市長のもすごくよかった。テレビで見た。テロリストに、俺たちは負けないぜって、といって呼びかける体裁で話すスタイルがすばらしい。

で、このuniteがまたまた基調になっていくような気がする。そうさせたのはテロリストなわけだが。

Timesの投稿論。xxxにしたのは私。なんとなく。見たい人は見にいって。

I know a lot of people in the UK are not happy with the US lately, but, please know that everyone here is sick about these bombings, loss of life and destruction.? Regardless of governments and politics, our thoughts and prayers are with you. xxxxxxx Texas

http://www.timesonline.co.uk/article/0,,564-1684308,00.html