毎日新聞ファンドを応援します

だが、孤児の苦境を放置しておいてよいはずがない。政府や国会は「祖国日本で、人間らしく生きたい」という切実な声を、重く受け止めなければならない。

社説:残留孤児判決 苦境を直視し対策を急げ
http://www.mainichi-msn.co.jp/eye/shasetsu/news/20050707k0000m070181000c.html


法理として限界であるらしく見えるが、それでもそれは放置できない、というのなら(現に毎日新聞はこの社説でそう呼びかけている)、毎日新聞がファンドを作ればいいのではないのか。


皮肉でいっているのではなくて、そういう解決法が最も適切なのではなかろうか。世の中には、なんでも、とにかく「国家責任」でないと落ち着かない人もいるように見えるが、緊急で、もう時間がないというのなら、有志が行えばいいだろう。先回りしていえば、なにがなんでも国家賠償にこだわる方針をもしこの裁判を支援している人が主張しするとしたら、それは、彼等の目的が当事者を救うこと以外にある、ただそのことが明らかになるだけだ。もう一つ先回りしていえば、もし毎日新聞(朝日でもいいよ)がファンドを作れないというのなら、実際には、彼等も、景気付けに、時間がないと書いているにすぎないということなのじゃないのかしら、など思う人が出てきても致し方ない。


ファンドの透明性が高ければ賛同者はいると思う。