　ＥＵの武器禁輸解除先送り - セカンド・カップ　はてな店

中国、ＥＵの武器禁輸解除先送りで「日米が妨害」と批判
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20050616STXKE071216062005.html

劉副局長の発言は、ＥＵが目指していた今年6月中の武器禁輸解除のめどが立たなくなったことを受けての不満表明。
劉副局長は、ＥＵの先送り方針について「道理の立たない、不必要な妨害を受けた」と述べ、日米両政府の対応を批判。「中国とＥＵ間の話であり、他国の利益を害するものでもない」と強調した。

とりあえず日本としてはよかった。

でも、しかしこう、まぁ軍縮交渉とかしたことが歴史的にないからよっくわからんのかもしれないが、売り物が武器だって時に、他国の利益は関係ないって、無理のある説明だと思うんだが。毎日「敵」みたいな発言しつづけながら・・・、隣だってのに・・・・でしょうか、やっぱ。

さらにいえば、

ＥＵには「中国・欧州関係の大局に立ち、禁輸措置をできるだけ早く解除するよう求めたい」と述べた。 (20:10)

大局的に立つと、チャイナが軍事大国になることはいいことだという世界認識を持つ人々がEUには多い、とチャイナはみなすと。どうでしょう？

その前に、EUの武器禁輸はもうしばらく目はないのではないのか。EUの固まりがあやうい時に、チャイナなんかかまってられっか、がまず先にあってのEUの決定じゃなかろうか。で、チャイナ、八つ当たりと。

EU、お金の話が持ち上がってる様子。
EUって理念はいいとして、誰がお金出して何すんのよ、という足下になったら結構大変そうだし・・・。EU独裁なら話は早いだろうが、まさにそれが嫌われてる部分もあるわけで。