No more made-in-China


No more made-in-China flag pins, Liberals promise
http://www.cbc.ca/story/canada/national/2005/02/04/china-flag-pins050204.html


いささか古い話なんだが、今年の2月にカナダの議会で、議会を訪れた外国の要人に配るカナダの国旗のついたピン、ってか、まぁバッチみたいなやつ(だと思う。要人じゃないからわからん)が、チャイナ製だったということがわかって、そういうものを安いからっつってメイドイン・チャイナにするとは何事かと政府がつっこまれていて、貿易の契約は重視するけど、こういうのは例外にしたほうがいいね、となった。政府とはリベラルで、リベラルは一般的に移民に「強い」との評がある。


提案したのは、一番左の政党だったのも結構耳目を引いた。日本にはないタイプの左派だから、安いからっつって国内労働を無下にするってのはよくないという趣旨だった。


が、しかしのかかし、やっぱこう、「No more made-in-China」というフレーズには容易に隠された意図みたいなものが入り込むわけで(入れたい人はいっぱいいるわけで、ともいえるが)、それからしばらくたって見た若者主体のフリーペーパー(といっても新聞並みに読まれてるんだが)に出てたなんだったかアーチストの団体の会議を知らせる広告は、これはカナダの会議だ、を知らせる意図ではあるのだろうが、なんだったかの商品のタッグが、メードインカナダになっているという図案だった。


これ、多分、うっかりすると、反米の線で読む人もいたかもしれないが、流れからいってそれだけのわけはないよなと私は思った。つか、メードインUSAのタグのついた衣料、日常品ってそんなにないし。あはは。


と、こらら散発的な、なんだかこう・・・といった事象があったところに「スパイ」ネタがはまってる、ってのはこれはもう流れは大きくなるばかりではなかろうかと、いささかメンドイような気がする。