なんか自分の脳みそと手の処理能力の限界を試すような日々で、もう疲れて何にも読みたくないのだが、気になったのでニュースを見たら、やはし、おフランスはNONと来た模様。
http://news.bbc.co.uk/1/hi/world/europe/4592243.stm


とかいう私は、この件ではBBCを定点観測地点にしていたという点ですでにバイアスかかってる感じだが、まぁそれはそれとして、しかしカナダで見た、聞いたニュースなどなどで、これまでただの一度もOUIかもよ、という感触を得たことはなかった気がするというのは一応書いておく。北米の観測体制としては、結局のところ最初っから最後まで、なんか無理じゃん、そういうのって、みたいな入りでEU憲法話を見ているといっては言い過ぎだろうか。


とかいっても、ここはカナダだから、別に、フランスなにするものぞ、とかふんばってる人はほぼいないし、一般的にヨーロッパ内のことにはわりと親身で、そうして好意的だ。ベーシックはイギリス人の国ではあるにせよ、移民だらけだから、ヨーロッパ大陸内にまだ身内健在とかいう人も無茶に多いし。


また、根本的に、アメリカ頼みになることはなんであれ避けたい、避けようにも避けられないけどいろいろお友達を作っておきたい、そういう時便りになるのはやっぱり全体としてのヨーロッパ、みたいな感じだから、ヨーロッパの将来には関心は大な上に、大きくなってほしいよ、とも思っているだろう。ま、現実的には、経済なんかはアジア、パシフィックの将来の方に地道に首を振り向けているってのが本当だが、政治的、ものの考え方に関しては、やっぱ、ヨーロッパ万歳色は否めない。



にもかかわらず、人々は堅い統合をあんまり見てなかったってか、現実感を持って見てない気がする。はてなんでだろう? 考えてもみなかったが不思議だ。