祈るかわりに

どうでもいいのだが、日中気温13度、18度とご機嫌なことしておいて、夜間気温3度とかいうの早くやめてほしい。かなわん。<お空。


トロントの4日間お天気。
http://www.thestar.com/NASApp/cs/ContentServer?pagename=thestar/Render&c=Page&cid=971188561551



German MPs back EU constitution http://news.bbc.co.uk/1/hi/world/europe/4539393.stm

A poll released on Sunday by ARD television indicated that 59% of Germans would vote Yes in a referendum, 15% would vote against, and 26% were undecided.

「見せ方」が違えば、第三帝国を作ろうとしているんだぜ疑惑があっても不思議はない話なんだが、自ら進んでそれが欧州のためだと信じている風だったりはするところがドイツの不思議なところか。


で、こっそり、東西ドイツで膨らんだもろもろを拡大して解決しようとしてるのかな、という気がしないでもない。合理的にはまったく考えられない選択だが、なんとなく、気分でそう信じたいと思っているとか。だけど、そうならそれで、今度は、このEUプラんがぽしゃった時には、ドイツ人が自分のことばっかり考えてこんなことを考えたんだ、みたいな話になるのじゃなかろうか。


他のどの国よりもドイツにとっていいわけないよな、という選択をどんどん取っていっているのがドイツ版「失われた20年」だった気がする。裸の王様になったらどうすんのよ、と。保険はかけてんのか、と。


この間中年のアメリカ人が、ドイツマルクって強かったのになぁと懐かしがっていて、私自身にも覚えがあるから、まったくと応じて、なんだか遠い目をしてしまった。


反射的にジョンブル強しだよなぁとか思う。さすがにこのグレートゲームを仕掛けている側だっただけあって、何が重要なのか、つまり、お金とかトレードとか帳簿とか、とりわけ保険とかなんとか、そういうものの意味をよくわかってるってことかなと思ったりする。



ある時、根っからのカトリックが偶然発した一言が思い出される。濃い脈絡はないんだが。


神様に祈るかわりに、あれに頼むことにしたんだよ、アングリカンチャーチはさ、


と彼が指差す先には、保険会社のどでかい看板があった。


問題は確率、不確定性をどう捉えるかということなんだよね、と私は言った。