足下の重大事
パスカルさんが、一週間前のエントリーにコメントをつけてくれたまさにその数時間後、ああ、そうそうというメールを日本の友達と交わした。
パスカルさんは北米の交通網について、[5/16追記:パスカルさんがお話になっていたのはアメリカについて]
#パスカル 『こんばんは。自分も「アメリカが車社会」だと思っていたくちです。(汗
国内で夜行便がある国ですからとにかく飛行機の国、と言う印象もあります。大げさに言えば、日本の大都市近郊の快速列車並みの頻度で近距離便が運行されている、と思っています。
http://d.hatena.ne.jp/Soreda/20050502#c
とおっしゃるのだが、しかし、そんなに立派なものはないですよ、北米中どこを探しても。日本の大都市近郊なみに乗り換えしつつ無理なく時間内に、とかができるのは多分ニューヨークのマンハッタンの中だけとか、トロントのダウンタウンのど真ん中だけとかぐらいじゃないでしょうか。
並みいる北米大都市を抜いて、トロントの公共交通網は、ニューヨークに次いで第二位の大きさだ、という評価があるわけで、そこから考えれば推して知るべしという感じかと思われます。
で、「北米は車社会」というのは、まぁその、そうはそうでしょう。が、全員自営業者だとかいうならそれっきりでいいでしょうが、オフィス群に大量の人間を収集するとなったら都市というのは公共交通機関なくしては発展規模に限界があるのじゃないですか? 結局そういうことなんだと思いますです。
このへんは、だいぶ前に書いていた『終わらない棒倒し』にも何か書いていたはず。ご参考までに。(自分でもどっかに整理しておきたいなとふと思った。)
No.7
否応なしにパブリック
http://www.shobunsha.co.jp/html/owaranai/07.html