宴の始末

4連休も終わり。さびしい。


さびしいからブログに向かったら(ほんとか)、11月のエントリーにコメントしてくださっていた方がいらして、どうしたんだろう?と思いながら編集画面を引っくり返したら、隊長のところでリンクされていたのを知る。うれしい。
http://kiri.jblog.org/archives/001484.html#more


今日は日本に帰る便を、様々な予定など綿密にたてるはずでいたところを、あああ、もう面倒くさいとぶっちぎりで予約してしまって、心情的には、ハスキー犬が走ってきてモニター前に座るといった趣きだったので、東京からのリファーがあったということは、きっと、これでいいというサインに違いないと勝手に解釈することにした。いいことだ。きっとそうだ。そうに違いない。そうでなければそうしてやる。あはは。そういうわけでとても勝手な理由で喜んでます<隊長、とまるで知り合いのように言及してサインをコンプリートにする。


さてそこで自分の4か月も前のエントリーを読んだ。


東アジア堂々の狂いっぷりをどうするよ

アメリカが没落するだのへちまだのと騒いでいる人がいるけど、そんなことより、最近の東アジアの堂々の狂いっぷりをどうしたらいいんだろう? なんかもう全然シャレになってないんですけど。ま、こういうのも外交のメッセージとして云々と冷静に受け止めないとならないんだろうから外務省も大変だ。

http://d.hatena.ne.jp/Soreda/20041129


自分としては、比較的思いきったことを言っていると思ったがこの様子は4か月たって不変どころか、むしろそっちの地歩を固めているようでさえあって、もはや、どうするもこうするもなく、ある地点まではどうしようもないものとして観念するしかないよな、のコンセンサスが自与になってきた感じか。


しかしながら、事態はもっと深刻なんじゃないのかなと思うのは、諸々のことがあちら様の規定方針通りならばそれはそれなりにまだいい、が、しかし、ひょっとしたら、uncontrolledも込みなのかということになったらと思うとそれはもっと大変。


隊長が今日のエントリーで引いていたこれなんかもその候補かもしれない。


東シナ海 資源探査、中国が妨害 音波発信、異常接近も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050326-00000000-san-pol&kz=pol


そしてこっちの方はほぼ確定でコントロール不可能状態になる。宴は支度をしたら始末をするもんだと京極夏彦に教わってほしい。


反日」過熱 中国 常任理の反対署名1000万人
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050329-00000016-nnp-int

「日本に常任理事国の資格はない」としてネットで反対署名を募る動きは二十三日から拡大。二十八日夕現在、「新浪」など三大サイトだけで署名は一千万人に達し、前日より二百万人増えた。広東省などでは街頭署名運動も起きている。


で、まぁこの数字はよろずのことと同様、チャイナの数字はあてにならないというべきものではあるにせよ、とにかく、日本に反対すすることのある種の「正義」(彼等にとっての)が非常に多くの個々の人々の中に埋め込まれる。この場合、事実問題を前にした個々の判断ではないから一旦事があれば覚める人もいるだろうが、覚めるまでは盲目状態だろうし、覚めてもどこかでまたネタにしつつ人生を生きる人も少ないわけはないだろう。


これってこの人たちにとっていいことなのだろうか。私にというか日本人にとっての迷惑以上に、もうなんか、見てられないんですけど、などしばしば思う今日この頃。


にもかかわらずまだ燃料を投下する予定らしい。

中国紙によると、尖閣諸島の領有権を主張する民間団体は米紙に一ページの反対広告を載せる準備も開始。中国内では慰安婦問題など日本の戦後処理や南京大虐殺記念館世界遺産登録を求める声なども起きている。

チャイナのエライ人というのは、チャイニーズに対しての愛情みたいなものはないんだろうな。なにかやってることがとても悲しい。