文言と現実

ちょっと疲労。でもってちょっとの日数だけど日本に帰る算段をしていてそれもなんでかこんな時に限って難渋。花見ができればいいかと遅れを歓迎したい気もあるが、そうなったらそうなったで4月のスケジュールをどうせーっちゅーんだ、になって、あああ、困った。


それはともかく、でもって日本の新聞をと日経を見たら、

韓国外相「教科書検定、前回からの後退許さず」
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20050315STXKC028915032005.html


あいかわらず元気がいいね、韓国。

竹島がらみでなおいっそう凄いことになってて、なんてーかこう、戦争でもするみたいな事を言ったりしているのに驚く。国旗を焼いてみるってのもなぁ。なんてーか、他人のことだから好きにしてくれ以上はいわんが、自分が引き起こし得る可能性を想像せず突進しているなぁとは思う。



竹島の日条例案】政府、超強硬な表現で抗議
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/03/16/20050316000082.html

韓国政府は「外交的用語」としては最も強力な水準の表現を動員し抗議した。しかし、日本政府は韓国側の抗議を聞き流しているかのように、無視している。


聞き流しているかどうかはともかく、まさか同じように最大級の侮蔑とか抗議とかで応じるわけにはいかないでしょ?


どうしてかっていうと、言葉は行動を伴うことだ、って知ってるからだと思う。言葉は行動を示唆し、行動を引き起こす、と。朝鮮日報が「外交的用語」としては、と書いているのがとても興味深い。発してしまったんだ、とは思ってないのかくさい。


自らが戦端を開いている、応戦される可能性のあることをしているのだという自覚が多分ないのだろう。


Asian Territorial Disputes Heading to Flashpoint
Suvendrini Kakuchi
Inter Press Service (IPS)
15 March 2005
http://www.oneworld.net/article/view/107651/1/


この団体がどういう団体なのかよくわからんのだが、oneworldってな名前からいわゆる左翼系か?とか思ったのだが、記事としてはよくまとまっている。もちろん各論で異論はあるだろうが。