Burning issueとな


国際的科学誌「Nature」のオンライン版が横田めぐみさん「ニセ遺骨」問題に関する記事を掲載−「火葬された遺骨は1977年に誘拐された少女の運命を証明することができない」???(「Nature」オンライン版 05.02.02&まこと)
http://bebdb45c8691e888aa95978723e226c3.blogtribe.org/entry-2e5e73627af157d0ed22790f0dc806cc.html


横田さんの遺骨だとして北朝鮮が渡してきたものは「ニセ」だと日本政府あるいは日本の世論は断定していてその根拠が帝京大のDNA鑑定となっているが、その鑑定方法は鑑定にあたったセンセも最終的なものではないです、っていってるよ、という話題。


最初っから2チャンネルでさえ、第三国に関与してもらって鑑定した方がよくね?みたいな意見が出ていたことが杞憂でなかったわ、なんだろうか。ま、だからといって、同様に、横田さんのものだったという見解は出ないわけだが。


原文は阿修羅にあった。ってか、Natureを購読してる人は正しく読んでね。

DNA is burning issue as Japan and Korea clash over kidnaps
http://www.asyura2.com/0502/war67/msg/168.html




これはおちょくりだが、日本側のDNA鑑定に誤りがあったとしても、ここまでは結論できないと思う。そんなものまで「物語って」ないってば。北朝鮮ってなんでもっとスマートにできないんだろうなぁ。まぁ、そんなキャラじゃないわけだが。

諸般の事実は、日本が持ち出している遺骨「鑑定結果」なるものが、体質的にわが朝鮮に反対する極右勢力とこの勢力と結託して自分の政治目的を達成しようとする不純な連中のねつ造品であることを如実に実証している。


朝鮮中央通信社備忘録(全文) 日本は反朝鮮謀略劇の責任から絶対に逃れられない」
http://210.145.168.243/sinboj/%EF%BD%8A-2005/04/0504j0127-00007.htm

という、ものすごいタイトルの中の結論部。


中間部にはこういうのもある。

彼らに共通点があり、一脈相通ずる側面があればそれは拉致問題を「国民感情」の美名のもと、自己の過去清算を回避するための盾に、国際的にわが朝鮮を孤立させるための道具に、政略実現とはなはだしくは金もうけのよい手段に利用するのが「国益」に合致すると見なしていることひとつだけである。


誘拐問題と過去の清算をくっつけるっていう理屈がわからん、私は。理解できる唯一の解釈は今も戦争中だから両方とも何をやってもいい、という前提をつけるぐらいだ。しかしそうしたら「捏造」によるデマ活動もありそうな話だな。

しかし、日本がいくら白を黒といい、卑劣な方法で政治目的を達成しようとしても横田めぐみさんの遺骨「鑑定結果」をねつ造し、わが朝鮮を謀略で害した責任から絶対に逃れられないということをとくと知るべきである。


鑑定結果がよしんば「捏造」だったとして、拉致誘拐の責任はどうなるんだ? 卑劣な方法で政治目的を達成しようとしたんでしょ? 誘拐で。その責任からは絶対に逃れられないと思うわけだが。


こういう文章を読んで私がとても不思議に思うのは、日本で普通に教育されてきた人だったら、まず、へんじゃない、これ?って思うんじゃないかと私は思うんだけど・・・。それでもなんでシンパがいるの? とても不思議。改めて読んでよくここまで書けるよなぁと感心する。もしかしてシンパの人ってちゃんと読んでないのか? いっぺん通して声に出して読んでみ。