秋篠宮さま、いい感じじゃない?


秋篠宮さま39歳誕生日、ご夫妻記者会見の主な一問一答
http://www.asahi.com/national/update/1130/005.html


なんかこうとても大人。落ち付いてる。

公務について。

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公務ですね。直接的な答えにならないような気がするんですが、これはあくまで私個人のことですけれども、私は公務というものは、私たち皇族は公的ないろいろな仕事をしていくのは当然なことではあると思うんですけれども、私が自分でいつも思っているのは、自分のための公務は作らない、つまり自分がしたいことはいろいろあるわけですけれども、それイコール公務かどうかはまた別ですね。

私は公務というのは、かなり受け身的なものではないかなと。

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象徴としての 天皇 制というか、 システム としての 天皇制を採択している以上基本形はこうしかないでしょう。

でもって、その中でもっと心理的に一体感がほしいんだぁという一般人がいたとしてもそれはそれ。それはあなた、 アイド 歌手 がそれら失神者を制御できないのと同じ。こう書くと皇室への尊敬が足らないとか言われそうだが、褒めちぎることは存続のためになるわけでもない。というか、褒めちぎる人はそれはそれでいいが、マジョリティが冷静でないとこういうシステムは持てないと思うし、考えてみればマジョリティが冷静である証拠としての皇室、王室制度なのかなと思ってみたりもする。だって、民間人の誰かを国の代表にするより、この方がその分の本質的な闘争を回避できるでしょ? 


ブッシュが国の顔になるからこそ腹も立つが、小泉は所詮は宰相ですから、というこの差異を考えてみればこの仕組みがどのぐらいラッキーなことかわかる。


また、侵略者はそのことを知っているから相手の象徴を殺す。殺されてもやる気がある族はその子を立てる。これが可能ならばいいわけだが、大統領制にしてしまったところというのは、ほうらモダンでしょと言いながら自ら危ういバランスを選んでいるのだな、やっぱり、と思う。熾烈な権力闘争を温存する、つまり革命を誘発する仕組みにしてるわけだからね。逆には隣近所が根深くこの制度を恨んでいることは彼らがそれを理解しているということだろう。この点に関して私は心情的にすまないとも思うんだが、彼らも拾わなかったよね、それ、というのは当時こうした国を作るという作業に関しての理解を欠いていたか、権力闘争の方が好きだったかのどちらかなのだろうとも考えられるから、そうすまないと言う必要もないと結論する。


あ、カナダとアメリカの本質的な差異はここにあると言えるんじゃないですかね。だから私は「王様を捨てない土地で考える」というサブタイを選んでみたわけです。どっかで書こうと思って忘れてました。
http://www.shobunsha.co.jp/html/owaranai/04.html


私の 態度 は前から、基本的に存続して欲しい。ただし条件がある。彼らがどうしてもイヤだと言わない限り。だから態度としては、お願いします、だ。以上。


おにいちゃん、弟と話したら?