三国干渉を思い起こしてみる

とか上のことを書いてアップしていたら(私は直書きしてる)、留守電のメッセージを夕べ聞いていなかったことに気づきちょっと中断。


親しい友人からのメッセージだった。2週間前、アイリス・チャンの一件についてどう思うかと聞いてもらっていた。彼は、ヨーロッパ出身の頭のいい理系の人で、日本はチャイナを侵略した、ファシストは敵だ、aggressiveなことをしたんだから日本は悪いという、ま、ある意味で今日的にとても正しい視点を堅持している人なので、私としては、よく話す人であることをいいことにちょっとしたサンドバック代わりになってもらって日本の弁護を試みていたのだった。弁護というのは誰もcross-examine 反対尋問をしてくれる人がいない時には自家中毒になりそうだが(それは弁護ではなくて贔屓の引き倒しだ)、盛大に反対してくれる人がいる場合には、とても意味がある。疑問点が整理できるからだ。いろいろ知ってなくてもいい、ロジックを追える頭があればいい。だから、私としては、憤激していた部分は大いにあったが、打たせてくれてありがとうと思っていた。


彼はアイリスの一件については面白いことを言っていて、「そんな若い、別に専門家でもない人の本がいくら売れたからって、それは政治的な意味に寄与するかもしれないが、信用の問題のわけはない、日本人が興奮する必要はないと思うんだが、落ち着きなよ」だそうだった。私は、ほぉと思ってそれも修Δ世覆隼廚辰討い燭箸海TIMESの特集を見て、なんだか彼が言うようなセンスが完全に葬り去れれる世界なんかそう簡単にあるわけないよな、自由世界っつーものなんだから、と思っていたのだった。


と、留守電は次のことを手短かに言った。少し調べてみたが、日本が遼東半島や台湾を戦争で勝って領有したとはボクは知らなかった;powersはそれを許したり干渉したりしている;ボクはここから考えるべきだと思うし、そうであれば、現在の日本とチャイナのconflict(衝突)は日本が引き起した、と言えるのか疑問に思うようになった。


ま、個人の間でどんなことがあっても世の中は変わらないだろうが、私としては次のtrial(公判)に備えたいと思う(笑)。ありがとう、カウンターパート。