号外を出す日のことを考えたのだろうか

小泉・胡会談 靖国問題を動かそう
http://www.asahi.com/paper/editorial20041123.html

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だが、中国にも考えてもらいたい。98年に当時の江沢民主席が来日した時、歴史問題での謝罪を繰り返し求め、日本側の不快感を買った。靖国に限らず、中国は「歴史カード」を使って日本を責め続けるのではないか。そんな思いを日本国民に持たせることは好ましくない。

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ほ〜。その前にこの近所のおばさんが話してるみたいな文章は何とかならないのか。知性のかけらもない。


夕べこんなことを思った。

10年ぐらいした時、朝日新聞って、「民主化の流れは止められない:中国共産党70年の歴史に幕」とかいう号外を出したりして、その時にはソ連の時がそうだったように、「いつかこの日が来ると信じていたと李さんは感慨を押さえきれない様子で語った。」「こんなにあっけなく崩壊するのだったら、なんであの時…と林さんは悔やしそうに話しだした。」とか書くのかなと想像してみたりする。なくはないんですよ、なくは。アメリカとか日本は政権が変わるだけで、破産ぐらいはするだろうが国家の根本的な体制が変わることはほぼあり得ないんですが、ここは、政党=国家ですから変わる余地はありあり。商売で出かける人たちが一にも二にも契約内容に気を払ってるのはそこでしょう。また、これは概算で言って普通のチャイニーズへの侮辱にもならない。非常に多くの人はチャイナを愛しこそすれ別にこの体制のファンなわけじゃなさそうですから。そう…、妙に現在の「中国」の味方をしようとする人は、実際には個別のチャイニーズを裏切っている可能性が、対アメリカのそれよりも対日本のそれよりも遥かに高いことに自覚的なのだろうか。


同じ夢でも見たんだろうか。


あ、靖国神社については、チャイナの影響とはまったく関係ないところで、私としては国立のwar memorialを作るのがいいのではないかと考えている。個人的には神社に全くアレルギーないしむしろ好きですが、靖国神社というのがこれだけ政治的に使われてしまったことを考えると、ここからいくらか離れることが、私たちと私たち以降の国民にとって一番すっきりするのではないかと思う。ま、「墓守り」の長男がいつもいつも才気に溢れていて上手く世間を渡っていくとも限らないんだから、そこらへん少なからぬ故人とここまで頑固にこだわって来た人々には誠にすまぬことながら、勘弁してもらいたいと思う。

で、そう考えても、こうまで押されると、今やるとまるで「屈した」みたいな格好になることからできないと考える人もいるよねぇ、これは。だから、わざと変えないように騒いでるようなものでもあるんだな。