メディアはどうするか

そうなると、いっそのことメディアはどうするか、そんなことならメディアも統制してはどうかと考える人もいるだろう。私はこれは逆だと思う。メディアは可能な限りオープンの方がいいいい。独立戦争管理委員会が権威と責任のある数値を出すが(不正な数字を出したことが証拠づけられたら時効なしで訴追できるぐらいあってもいい。事は何十年にもわたって重大なのだから。)、使いたくなければそれでもいい。それは人びとが判断すればいい。ただし、正式データの不正使用には厳密な処分を設ける。


メディアが統制されていると、小さな情報に尾ひれがついて人びとはもっと不安になる。だから書きたい人は書けばいいし、見たい人は見る。しゃべりたい人はしゃべる。ソースからの一次取得に正確性、信頼性を置く方向で考えて、その撒きちらしは自由にする。つまり人びとの判断がより重要になるということだ。