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民主幹事長「情報管理ずさん」と批判・香田さん安否情報で
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20041030AT1E3000I30102004.html


なんつーか、まぁこういう記事を出してバランス取って、息抜きじゃない、ガス抜きか(笑)、それそれでそれをするのが習わしだというのはわかるが、民主党もなぁ、バカでもなく誠意がないというのじゃないならしっかり状況を見て自分に出来ることでもしてください。そんな批判なんか並みいるブロガーにまかせていれば自動的にどこかで言われているんだからそれでたくさんでしょ?


そもそも政府が自前の情報収集ができないことで非常に辛いことになったのは、奥さん、井上さんの件でよーくわかっただろう。だったら危険だろうがなんだろうが信頼できる人びとをイラク及び近隣地域において継続的な情報を例えかすってもいいから収集して分析しておくことが一番だろう。ま、一応やってはいるのだろうと想像するが。

で、今般の事件に関するなら別に政府が最初に不確定情報を流したのではなくて、民間報道機関なるものがどこからかネタを排出して、そこにみんなしてかぶったというのが本当ではなかろうか。民間情報機関各社のうちの最初がどこだったのかは私自身では特定はできないが(ネット配信の時間を信じられない)、この機関の行為が、(a)独自に意図的に誤配、(b)外国報道機関と連携で意図的に誤配、(c)独自に意図的でないがうっかりして誤配、(d) 独自に意図的でないが外国報道機関には連携すべきだと信じて誤配、のどこにあるのかは定かではない。

もちろんここに我が国政府も一枚かんだ、とか、他国政府もかんでました、とかいう民間だけではないソースが関係する余地は大幅にあるだろうが。


そういうわけで、なんかものすごいへんちくりんな誤情報、誤配合戦なるものが出現しているのは間違いはなく、さらにそれに乗せられてブログなどを通じて人びとの見解なるものがある程度固まる、それに対してまたカウンターの誤配が始まる、ってな感じで事は推移しているようだ。そこで一本調子に、政府は慎重であるべきだと言ってみて何になるってんだ? 慎重であるべきだ、なんてことは言われないと分からない話ではあるまい。(I'm pretty sureだが、慎重であるべきだなんてことを言ってどうするのだと私が「批判」すると、彼女は「慎重でなくてもよい」を選択したと考える、とても単調な頭の人がいる。人の口には戸は立てられないから仕方がないにしても、多数になったり日頃頭の調子が良さそうな人だったりする場合があることはまったく残念だ。)