生成と消滅

ここ2週間じっくり読む時間があまりとれなくて、頭の中がとっちらかっていたのだが(いつもだな)、昨日まとめて沖縄のヘリコプターの事故の話を読んだ。

極東ブログさんのが早くてその上示唆に富んでるといつもながら感心。
http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2004/week34/index.html

でそこからリンクを辿って、琉球大の学生さんの個人のサイトにあったこの写真を見て、この事故の意味は実際まだ解明されていないというべきなのじゃないのかと思った。住宅地も住宅地、よくこんな立地で、まぁ運よく大学という相対的に見れば人が密集していないスペースのある場に落ちたものだ。

http://www37.tok2.com/home2/tokuda/okiu_pan.html


となったら、落ちる可能性があった場合の退避地もないところで落ちる可能性もある(過去にも事故があるそうじゃないの)物体が上空を飛ぶということなわけで、単なる事故として取り扱うのはどうかと思う。というかその前に、日本国にとっては事故として認知することさえ叶わない体制なんだ、ってのが凄すぎる。そうして、それにもかかわらず視察にも行かない首相がいるというは、こっちも多分単なる事故ではないのだろう。

[補足]
自画自賛「素晴らしい操縦」 星条旗紙が事故直後の模様報じる
http://www.ryukyushimpo.co.jp/cgi-bin/helicrash/index.cgi/news/20040827u02.htm

ローターが落下してコントロール不能になっていたらしいから、それじゃどうやって「素晴らしい操縦」が出来たのかと不可思議なことを言う米軍。素晴らしい操縦をしたのならローター落下説がウソなのかと考えたくもなるのだが目撃証言もローター落下でコントロール不能という感じらしい。