反日法をどう理解するのか

韓国、対日協力者の範囲拡大 「反日法」改正案を国会提出 
朴正煕元大統領も対象
http://www.sankei.co.jp/news/040715/morning/15int002.htm


一方で、韓国ブームですと仕掛けておいてどうして他方でこれでいいのか私にはほとんど理解できない。理解できないが原則的にそれは他の国のこと、他の共同体のことなのだから放置するしかない。

でこういうのって、日本のことも心配だがそれよりも、これって南コリアの若い人たちの今後の人生にとって重大な問題だと私は思うなぁ。考えるという仕事を放棄されるようなものだもの。この上で、大量に移民をアメリカ、カナダに出して、そのうえ高等教育をそれら北米の国で受ける若い人々がいっぱいいるのが現状。また妊婦さんがカナダに来て子供を生むというのがある種ツアー化しているという話しも聞く。カナダは出生地主義だからここで子供を生んだらその子供は二重国籍になる、で、徴兵を避けられるらしい。その上将来カナダのカナダの教育費も安くなる(国民だから)。もちろんそれができるのはある程度以上お金があるから。ってことは、ものの考え方的に窮屈な国家をつくりつつ、自分たちは国外に足場をかけている、少なくともそういう人がいる、という状況。二極化するわけでしょうか。


と、カナダから見た時韓国って政情が不安的だと見えるわけです。だからといって個々の人が善か悪かなんて言ってるんじゃないですよ。だけど、そうなっていることを認識しないで、今あるムードに流されたら、多分自分たちにとっての混乱を招くだけではないかと考えていい十分な理由はあると私は思う。そして、安易に首相のツルの一声が決めていくような形で窮屈国家形成の影ながらの助力になって行く(それっておかしくないですか、と声をかけるどころか見ようともしていない)ことは、相手のためにも全然ならんと思う。なんにもいいことない。こんな形で東アジアの友好をとか言っている人がいるのなら、それは、自分の満足だけを考えているからだろうかと思う。それはちょうど、「日本は謝らない」と、今そこにいる一人の人に怒鳴りはじめる人が結論的に得られるものは自分の満足だというのと同じだ。

で、純ちゃんなんかはこういうのをどう考えるんでしょう。そのへんステートメントがあってもいいと思うんだが。