なにか妙に政治臭ぷんぷん

朝日は何か意図を持っているのじゃないのかとまずそう思った。

東宮大夫、「大変だったんだなと改めて感じた」
http://www.asahi.com/national/update/0512/021.html

一昨日書いた皇太子様の発言についてのこの感想、なんなんだあんた、首だな、ではあるんだが、同時に、この見出しといい、書きっぷりといい、どうも朝日もへんな感じ。皇室をカタに何か企む気なんじゃないのか、なんせ誰でも知っている通り、皇室の人の発言って、だって日本の知識人で一番リベラルなんですもの(あはは)。

でもそうは言えないからみんな知らん顔しているんだろうけど、でもそうだと思う。日本には絶えていない中道左派みたいな感じ。

だからといって別に朝日と一脈通じているなどということはないだろうが、勝手によこしまに朝日が使うという可能性はあるよなぁ〜と、奸計を測る臣はいつでもいるとそういうことかもしれない。

で、その東宮大夫さん。どうやったらそんなにノン気な事を言えるんだ、あんたは、なんだが、これはこれでああいかにも日本の「官僚」が言いそうだという点であまりにもお約束的でちょっと笑う。

考えて、事態に対して自らの意見を述べるという発想が本当に枯渇していることを思い知る。そして、それを考えれば考えるほど、皇太子さん、そしておそらく天皇陛下その他一族の人が、生きて「絵に書いた餅になれ」と言われているに等しい人生であるのにもかかわらず人間的、個人的なことに私は驚く。面白い構図だ。

誰なんだ、「いじめ」をやっている人は、と思ったりもするけど、でも私はその「いじめ」の本質を、巷間言われているような跡継ぎ、女帝問題だとは実は思ってない。なにかもっと、現在の政治に対して影響力のある問題なのではないのか? 

明治維新からのごたごたをすべて語ってくれないかなぁ。それができれば雅子さんもさぞやすっきりすることでしょう。それではじめて「開かれた」ところとなるんだから。