　議事録いいよ。 - セカンド・カップ　はてな店

ふと・・・マスコミがダメだとはわかりきっているんだから、国の方針がどうなっているのかは国会の議事録を見るほうがダメだダメだと言っているより良いと思う。解釈の違いだの、適当なサマリーとかじゃすまないわけだし。

テレビみたいに「いいとこ」だけ、ってのでもないわけだし。

今日読んだのは、遥か遠くに出かけていった自衛隊のお話。オランダは治安で、我が方は人道支援で、これで車の両輪ですってのは、あはは、うける。

イラクの現状においてどう違うんだ、どう？　だけど、相変わらずこういう文言の統一が好きだ、国会は。派兵か派遣かを真剣に論じあった日を思い出す。あれはなんだったんだ。

というか、これってふと思うに試験をくぐって来るのを学ぶことだと考えるその発想法の延長なのかしら？　つまり、内容を把握して多少ぶっちゃけた答えを書いてもマルになるという試験をやってないから、「その言葉」じゃないと外れだ、と脅迫観念めいたものがあると・・・。

しかし役人ならわかるけど、普通国会議員っていわゆる日本的な意味でのエリートじゃなくて、どっちかっていうと、潰しがきかないから議員になった、あるいはどうせオレは跡継ぎで議員になるから勉強しなくてもいい、みたいな人が多いのにへんだ。

ということは、可能な推論としては、こういう文言規制型が「国会業界」のターミノロジーの揃え方だと理解して覚えていくのかしら？　業界スタンダードみたいな・・・。

それはともかく、

「ただ先生、自衛権ですから、例えば敵地攻撃能力ということも自衛権の範囲内にとどまるということは論理的にはあることでございます。」

これだけ見ると単なる自衛権の話のようだけど、まさかそれを「遥か遠く」に「別件」で出かけていっても当然に通用する議論だ、にしちゃうのか？との疑義を持つ。そんなのってどこの国の防衛論でも想定してないと思うんだが。だからこ
そ、抜け道といえば抜け道なんだろうが・・・。どうなんだろう？

新聞など読むより余程議論のネタが転がっているので、みんな議事録をよもー！　生ログだぜ。