日本のこれからのための小さな提案

日本のこれからのための小さな提案。

提案しているだけで、大きくでたなぁ〜ではあるんだけど、ま、しばらく考えていたことを一つ。

マスコミが変わってくれることは、マスコミも私企業である以上読者たるお金を払う人が変わらなければ変わらない。売れなくなる以外には彼らが変わらなければならないきっかけはないんだから。

だからこれは気を長く待つしかないですね。

それはそれとして、現在の政権の主たる目標が日本を世界中の多くの国と地域と人々から孤立させることだ、というものでない限り、現在の政権及びその収斂先としての「政府」にやってほしいことがある。

それは、海外ネタの大翻訳部隊を作る事。

無駄でもなんでもいい。馬鹿みたいなネタでも、真偽のはっきりしないネタでもなんでもいいから、各国の新聞、雑誌など定点観測地帯を作って(時に応じてこのソースを変えることも必要)、それ以外にバラツキのある与太者記事も入れて(比率は7:3でも9:1でもなんでもいいから)、常時発信する体制を作れ。

勝手に「大事な」ニュースをそこで「選択」されているのが多くの日本人にとっての「海外」なのだ。これはやっぱり良い事はなかった。振り回され易くなるだけだった。これを反省するためにソースをまずただ増やす。読む=判断するのは私でありあなたでいい。

その際に翻訳者の質なんてどうでもいい。いやどうでもよくはないが、アホみたいに自然な日本語、読み易い日本語、日本人にとってさらっと読める日本語なんてものにこだわらせないことが肝要。ここはとても大事!!

なぜなら、それはもともと、日本人には酷く不自然で、酷く読みにくく、酷くわかりにくい話をしているからだ。それを読み易くしてきたことが、結果的には、長期にわたって、いわゆるいうところの国際理解の能力減退に貢献すること大であった。こっちの筋=常識、慣れた概念構成で他人の話を読んでどうするのだ?だ。

だからこれを避けるために、政府発のものは、あらっぽくて、直訳的で、「売れない」ものでいい。

翻訳を商売にする側はそりゃやっぱりあまりにも読みにくかったら売れないんだから、仕方ないからそれはそうなってるしかないだろう。が、これでは弊害が大きい。だから、その資金を政府=国民負担、にしたらどうかと思うわけだ。

議員さんたちにメールを書こう。今日は寝るけど、ちょっと考える。

[追記:思うに、日本の中の閉塞感というのは日本単体の問題ではないのだろ。]