「責任感A日本型」に抗体を作るべし
こういうことを真面目に最後までコツコツとやっているのが凄い。こういうのを責任感というのだな。なるほど。言葉は正しく使おう「責任感A日本型」だ。
<イラク人質解放>3人それぞれに約5万円を請求へ 外務省 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040421-00002108-mai-soci
一時40万かそこらと出ていた頃に比べれば大幅ディスカウントなわけだ。
で、この記事を見に毎日のトップページに行ってちょっと苦笑。
GWはどこで過ごしますか?「海外 国内 会社」という選択肢。
海外に出る人は、何事があっても日本政府には迷惑をかけないと一筆外務省宛に出しでもしないと、万一の場合は、残された家族に迷惑がかかることでしょう。
また、誘拐特別保険とかもいいんじゃないでしょうかね。滅多に起きないことなんだから保険として成り立つのじゃなかろうか。どうですか、東京海上さん。
さてしかし、そんなことを言っている間に19日の朝日の夕刊に勇敢にも高橋源一郎氏が、「どこかの国の人質問題」と題した、「自作自演」の人生相談をお書きになったそうだ。私はこの勇気に拍手です。
国民として税金(高額の)払って義務を果たしている、果たしてないのは政府だろう、「迷惑をかけられた」と怒っている人がいるけど、そんな「迷惑」ならどんどんかけてもらいたい、とある。
出元が朝日だから白けると言いたいところだがそんなケチは言わない。
こんなにドン詰まってしまった時に、ちょっと違うだろうと言える人は本当に希有なのだともよくわかった。日本の作家の人たちは、もう既に「人文」とかArts & Humanityとかいうタイトルの元に連なることはできない人がごちゃまんといるのだということが、氏の行動によってただ明らかになった。
哲学もないけど、文学もないに等しいわけだ。
氏のたんたんとした日記はここ(ここにはこの問題は特にない)。http://www.plays.jp/diary/gen1rou/
内容は、またまた阿修羅にあった。http://www.asyura2.com/0403/bd35/msg/148.html
で、ここの投稿者が「高橋源一郎」となっているのだけど、これって誰か投稿者のいたずらなの?それとも本当なの?というのが興味津々。