この確信犯ぶりに驚いて止まらないようにしたい


秋葉原殺傷>加藤容疑者、ホコ天開始までトラック止め待機

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080528-00000949-reu-bus_all


ま、裏づけを取っていくのは必要だとしても、明らかに非常に計画的で準備周到だったのは当日でもそうだと理解されるような話だった。この確信犯ぶりが、そうして、多くの人を困惑させる、と書くと非常に穏やかで新聞口調になるが、素で言えば、頭にきて仕方がない。死刑って軽い刑罰だとしみじみ思う。


この話は、今後動機を探って量刑を探ることになってそれ一色になるのだろうが、私はもう考えるべき問題が2つあると思ってる。まず、逮捕することと、その場の制圧への意思(と行動)の線引きがちゃんとしてない国なんだよ、日本は、という問題。

事件が起きたとたんに、動機の解明が待たれます一本やりになるのは、それはそれで理解できるとしても、あの場でもう少し犠牲者を減らすためにできたことはないのか=どこで止められたか、を検討すべきだ。そしてその止められる、の中には犯行者に対するその場の銃撃等手段が含まれる。誰だって考えたくないが、考えておかないとコンセンサスの上でその場を現場担当者に渡せない。これではできることに限界がありすぎる。

もう1つは、治療段階での善きサマリア人の法の問題。これって医療プロパーだけの問題じゃないと思う。

今回はでも、いろんな人が治療にあたってくださったようで、本当に頭が下がる。突発的な事態でパニックは避けられないとしても、その範囲内で自分にできることを提示できる人になりたいと思いました。見ず知らずの皆さん、ありがとう。心が強くなります。