チベット方面の報道規制


Baatarismさんのところで知りました。

 【九寨溝(中国四川省)=加藤隆則】大地震の発生した四川省アバチベット族・チャン族自治州で、外国人記者の取材規制通達が出されていることが20日、明らかになった。

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20080520-OYT1T00638.htm


加藤記者、身をもってしかられてきたようで、どうもありがとう、でもあり、しかし、ちょっと注意してくださいね、とは思う。そう、そこはチャイナ。

おそらく世界のメジャーメディアで、ある程度、チャイナはこのたび報道も開放的で、というムードを壊さないでおきましょう的な申し合わせがあるのはないでしょうかね。ダライラマの動向もこれにあわせて、なんだろうし、つか、これをシグナルと思えよ、という意味かと思ってみてる。


しかし逆に考えれば、ダライラマ動向が穏便であることから問題はチベット族そのものではなく、もっと別のところにあるのではないのかと推測することもできるように思う。とりあえず、尋常でないことになっている何かがあるのではないのか、と。


上のBaatarismさんのブックマーク内のコメント。

# 2008年05月21日 KGV KGV チベット関連は分からんが、どうも被災者の生活水準が比較的高いところしか報道されていないんじゃないかと思う。

http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/Baatarism/20080521/1211340757


私もそんな気がしてる。
つか、ブン川とかで素だなぁと思った光景もあった。テレビで。でも特に静止画像で見る場合に、なんか、みんなこぎれいすぎないのか?と疑問に思うことがある。

オープンになったよねぇ〜というムードを壊さないことを担保に限定的に被災地に入れている、みたいな感じなんでしょうかね。ま、一段落したら各種報道機関からの詳報が出てくるってことでしょうか・・・。


いずれにしても、揺れ自体はおそらく東部方面に比較して小さかったとしても、直前まで治安問題があったからこそ、もし何もないのならなんでも出していいはず。それができない・・・。核もあるだろうが、ちょっとじゃなく懸念されるところだ。