ドメスティックバイオレンス


一般に家庭内暴力と訳されているドメスティック・バイオレンスには様々な虐待方法があることが知られています。暴力と書いたからといって肉体的、身体的な暴力だけとは限らないのです。

精神的虐待
恫喝したり日常的に罵る・無視する・無能役立たずと蔑む・他人の前で欠点をあげつらう・友人と会わせない・終始行動を監視する・出て行けと脅す・別れるなら死ぬと狂言自殺する・子供や身内を殺すなどと脅す・ペットを虐待してみせる、など。ストレスとなる行為を繰り返し行う。

wikipediaからドメスティックバイオレンス - Wikipedia



そんなことを考えながら、

イージス艦事故―防衛相は何をしている
http://www.asahi.com/paper/editorial20080227.html#syasetu1


を読むと、
一部あてはまらない項目もあるけど、日常的に罵ったり、欠点をあげつらって、友人(国民)との間で媒介者として立ちふさがったりという行動をマスコミは長期に渡って自衛隊に対して行っているわけで、十分立派なDVだなと思った。


だから、どう対応したらいいのか、怒られないようにするにはどうしたらいいのかが先に立って組織内ガタピシなんじゃまいか。

もちろんここで、朝日をはじめとする各新聞がかつての日本軍とはそうであったと私たちに教えたように、その日本流「精神論」を語って、「そんなことでどうする、這い上がってこそ一人前」とビンタの代わりに罵るのも策だろう。


が、せっかく世の中にはDVを治療しましょうという機運が普通にあることなので、そこはやっぱり、合理的な判断でものを言えるような環境作りを考えていくのがスマートというものでだろうと思う。


前回の私の提案及び個人的な行動方針は、友人との間の障害を取り除いてみましょう、といった位置付けになるか。個人的体験からすると、DV被害の疑いのある人にはこれは効く。一人じゃないんです、誰もあなたを無視してもいないし、駄目だ駄目だなんても思ってないんですよ、やれること一つづつやればいいんですよ、という態度の人が出てくれば人は自尊心を取り戻して、正しい行動を取れるようになる。


自衛隊を孤立させるな! を心に秘めたスローガンとしたい。
目標点は、踏ん張ったり、怒りのあまりに踏ん反り返ったりしないで国際政治的に特にマスコミを怖がらずに軍を語れる政治家及び知識人が表に出てこれること。マスコミによるDVは知識人というかペン商売の人たちにも及んでいると思うので、ここがまた格好のボトルネックになっているはず。
ブログ等での知識のある人々の会話の中というのでもいいと思う。

そこまで行けば、自衛隊の言動関係も正常になるはず。


蛇足だが、日本にいじめがあるのは、マスコミみてたら当然にしか思えない。だって水に落ちた犬は絶対叩くってのがポリシーの言論を四六時中見てたらそういう行動形式の方に誘発されるもの。

いじめの場合も、がんばれ、じゃなくて、また相手が正しいかどうかを性急に判断することに加担するのでもなくて、そういう考えじゃない人もいるんですよ、というアプローチが最も効果的だと思う。