成長したら息が詰まるらしいです


NYTのチャイナ公害特集。
http://www.nytimes.com/interactive/2007/08/26/world/asia/choking_on_growth.html#story1

Choking on Growth

が総タイトルで、記事6ページ組にハザードマップみたいなマップ付き。さらには音声もついちゃう。
いやぁ、凝ってる。そうよね、別に新聞だからっていってニュース配信社の短い事実記事ばっかりが脳じゃなくて見せられるように作ってもいいんだからね。こうやって経営危機を乗り切れたらよかったのにね。

しかしこの分離はなんでしょう?
オーニシを挟んで朝日+NYTの連動は確かに今ではよく知られたロンダリング経路になっているのに、一方のNYTには、中国の重要性は他には変えられない、文句は言わさん、的「指導」は及んでいないんだろうか? この特集からは、とても、とりあえず身内で適当に建設的批判を、といった穏当な感じはなくて、深刻に深刻だと言っているという感じがありありなのだが・・・。


深刻といえばオリンピックの文字通りの空気。雰囲気のことでない空気。
半年ぐらい前のテレビで、カナダのシノロジーの専門家だとかいうおじさんが、普通に笑いながら言っていたのが面白かった。

やりますよ、オリンピック。当たり中の工場を止めて、準備してね。僕ね、オリンピックの候補地の選考委員会がある時北京にいたんですよ、その時もね、止めてました。だから同じことするでしょ、だそうだった。

その時はなるほど、としか思わなかったが、だんだん現実に近くなってきて思うわけだが、それで足りるのだろうか。そういえば、オリンピックとくれば観光にひっかけて、となるはずだが、盛り上がってない気もする。ま、今後なのかもしれないが、観客とか確保できるものなんだろうか。いろんな意味で興味深い。