予想外の読み?


毎日の英文版を読んでしまった。で、このメモ話を、私たちが予想もしないような理解で読んでいる人がいそうだなぁ、世界には、と思った。メモしておく。


メモが、天皇がクラスAの戦犯を合祀したことを快く思っていなかったことを明らかにした、と、この記事は断定している。

で、事情を伝えるパラグラフにはこんなことが書いてある。

Emperor Showa visited Yasukuni Shrine eight times during the postwar period. He paid his last visit to the Shinto shrine in November 1975. The decision to enshrine Class-A war criminals was made in 1978.


天皇靖国神社を戦後に8回訪問している。
最後の訪問は1975年11月だ。
戦犯が合祀される決定は1978年だ。


この3年ってなんですか?と普通に疑問に思うだろうが、そのフォローはない(というか、日本版だってないだろう)。


と、私が日本人じゃなくてただこの記事を読んだら、3年の間に何があったんだろうなぁとか、もめてたのかなとか、天皇が行かないと言い張っていたのかなぁ3年、とかいろいろ思うだろう。また、こうも思うかもしれない。

本当はなんだかわからないけど、とにかく小泉なるあの首相がwar shrineに行くといって物議をかもしているらしい。で、天皇はそれとは関係ないのだといいたいのか、日本人は、と。つまり、天皇をかばってる記事にも読めると思った。


つか、蓋を開ければ、かばうどころか、天皇のオフレコまで読め、それが正しいあり方だと大新聞が息巻いているわけで、ある意味で、究極の右傾化、つか、戦前回帰が行われているとさえ言える。


ひょっとして、この脈絡を付けるための、朝日の遠いマッチポンプじゃないだろうね? オオニシに注目しよう。