トラウマ克服日記は続く

一週間ぐらい前に、隠れたビッグイッシューは日本人の側にあって、それは、普通の国になる、つまり武装も一応してるぞという形の我になって何かを言うという状況が、え、俺が? で引いちゃう人たちがいるだろうそれだな、と書いた。

2006-07-06 ご一緒に?トラウマ克服日記
http://d.hatena.ne.jp/Soreda/20060706


その通りになっている感じ。


先制攻撃も辞さずといったという発言だけど、それについての英語のブログを適当に見回ったところでは、どうしようもなくなったら日本にもそうする権利はあるでしょ、みたいな話で受け止める人もいれば、そこに行く前に、日本はアグレッサだから大変だ、わぁああ、という、ま、これってアメリカ人とかカナダ人というより、多分朝鮮系とか中国系の人なのかなという気もするが議論に入る前に、過去を思い出せ!アジアは云々を書き散らしている人もいる。日本は100年前朝鮮半島をさんざん爆撃した、ってことになってるらしい。


で、それはともかく、どうあれ、チャイナって、日本に再武装するぞ宣言をされるのが本当にいやなんだなぁ、というのが、割と冷静なコンセンサスになってるんだなぁと思った。何も起こらなくても理論上自分んちの軍事力が相殺されてしまうんだからなぁ、と。


だから、今般のミサイルに対して日本が取っているのは、どうあれそれは日本列島の日本国民にとっては心安らかな話じゃないわけだから、



お前んところの繰り人形しっかり面倒みとけ
or
じゃなきゃ俺は自分で武装するぞ、


と日本がチャイナに迫っている、という構図ともいえる、と。


と、実際こう書いていた人がいた。日本の新聞屋より遥かに納得できる構図を、普通のアメリカ人のブロガーが書いてたのは日本国民としては誠に遺憾だ。


ひるがえって日本の中の報道の出方を見て遺憾だなと思うのは、日本にとっての軍事オプションって、今のところは「口先介入」でこれだけ使えるんだから使ってるんだろう、といった態度で事態を見守れない人も結構いるんだなぁというところか。