国連「平和構築委」新設へ

国連「平和構築委」新設へ 紛争後の国家を長期支援
http://www.asahi.com/international/update/1221/007.html

国連総会と安全保障理事会は20日、紛争後の国の復興を支える常設の「平和構築委員会」を新設する決議案をそれぞれ採択した。9月の特別首脳会議で合意された国連改革案の一つが実現することになり、アナン事務総長らは「歴史的だ」と評価した。委員会メンバーとなる31カ国の選出が近く始まるが、日本の参加は確実とみられる。


前半は事実だが、アナン氏のコメントは余計だと思う。


国連の中にずいぶんとぐじゃぐじゃがあるんですけど、という問題がどうなったのかはっきりしない中で、あるいは誰も別に責任を取ったとも言えないままに、あるいはさらに、なんで選ばれてもいない人々があたかも世界の代表者のようにふるまうのだという根本的な疑念が払拭していないのに(私はこれをアナン氏に向けていいたいわけだが)、また新しくお金のかかる委員会が作られた、という点から言えば批判的になりたい気持ちはあるのだが、とりあえず、従前の組織および対応とは異なったものになることを期待して注目しようとは思う。

UNITED NATIONS, Dec. 20 - The General Assembly and Security Council passed resolutions on Tuesday founding a Peacebuilding Commission to help stabilize and rebuild societies emerging from war.

http://www.nytimes.com/2005/12/21/international/21nations.html